かわいい和雑貨

伝統と現代の感性が融合した和雑貨

伝統工芸品を気軽に使える雑貨や小物にアレンジしたお土産を紹介。愛らしい縁起もの「加賀八幡起き上り」、色鮮やかな「加賀てまり」「加賀ゆびぬき」や「加賀毛針」など、多彩なアイテムが揃っています。お気に入りのお土産をチェックしてみてください。

愛らしい縁起物 「加賀八幡起上り」

かわいい松竹梅を描いた姿が特長
金沢で古くから愛されてきた郷土玩具。応神天皇が生まれた時に赤い錦布で包まれた姿をもとに作られた「加賀八幡起上り」。“七転び八起き”という縁起のよい言葉にちなんで、持っていると幸運を呼ぶと評判。出産祝いや女の子の初節句のお祝いの贈り物として人気のアイテムです。色は赤のほかに黄色、ピンク、緑などがありとってもカラフル!

華やかな色彩が魅力 「加賀てまり」

模様を丁寧に一針一針縫い上げた逸品
江戸時代に徳川家から加賀藩に嫁いできた姫様が持ってきたのが始まりとされる「加賀てまり」。振ると柔らかい音が鳴るのが特長。音が良く鳴ると、持っている人が幸運になれると言われています。華やかで繊細な模様が印象的なため、お部屋に飾るインテリアとして使われます。

かわいい手作り針子道具 「加賀ゆびぬき」

今では気軽に身につけるアクセサリーとして人気
金沢を中心に昔から手作りされていた工芸品「加賀ゆびぬき」。着物を仕立てるお針子さんたちが自分の針子道具を余った絹糸で作ったのがはじまり。色鮮やかな絹糸1本1本をかがってできた美しいデザインはとても華やかで魅力的。本来は裁縫時に中指にはめて針を押すために使いますが、ペンダントトップやスカーフリングなどのアクセサリーとして利用できます。

伝統の技を継承した「加賀毛針」

熟練した職人でも作れるのは一日30本程度!
江戸時代に加賀藩が武士を鍛えるために奨励していた鮎釣りから受け継がれた「加賀毛針」。原材料に野鳥の羽毛を使い、接合部分に漆や金箔など使うというさまざまな工夫が施されています。職人気質の技が光るブローチやピアスなどの華やかなアクセサリーはお土産に最適です。

上品な刺繍「加賀繍(ぬい)」

華やかな輝きを放ち、気品溢れる仕上がり
江戸時代に加賀友禅の加飾などに使われた「加賀繍(ぬい)」。金糸、銀糸を多用しながら立体感あふれる図柄を縫い上げるのが特長です。繊細な技術によって一針一針丁寧につくられるので上品な仕上がり。「加賀繍(ぬい)」の刺繍が入った和小物や日常雑貨は気軽なお土産として喜ばれています。

癒しの空間を演出「七尾和ろうそく」

自然の材料でできたジャパニ-ズキャンドル
ハゼの木から取った植物油をロウに使い、芯に和紙を用いた伝統的な作り方を受け継いだ「七尾和ろうそく」。最近では、季節の花絵や小紋柄を描いたものなど、さまざまな種類が作られています。地元で取れた菜の花を使った「菜の花ろうそく」などはお土産として人気を集めています。