山代温泉で体験まち歩き|九谷焼・クラフト・雑貨をめぐる半日コース
加賀温泉郷のひとつ、山代温泉は「歩いて楽しめる温泉街」として知られています。共同浴場「総湯・古総湯」を中心に旅館や商店が広がる「湯の曲輪(ゆのがわ)」には、九谷焼の歴史に触れられるスポットや、地元作家の作品が並ぶ雑貨店が点在。温泉に浸かるだけでなく、さまざまな体験とまち歩きを楽しめるのが魅力です。屋内で過ごせるスポットもあるので、雨の日の加賀温泉郷観光にもおすすめです。
山代温泉を半日で楽しむ体験まち歩きのポイント
山代温泉を半日で楽しむなら、総湯・古総湯周辺を起点に、湯の曲輪を歩きながら文化スポットや雑貨店、九谷焼体験をめぐるコースがおすすめです。
移動は温泉街周辺の徒歩が中心。午前中はまち歩きや文化スポットを楽しみ、昼食をはさんで午後に九谷焼の絵付け体験へ向かうと、無理なく山代温泉らしい過ごし方ができます。
屋内で過ごせるスポットもあるため、雨の日の加賀温泉郷観光や、温泉だけでなく体験も楽しみたい方にもぴったりです。
所要時間の目安:半日程度
移動手段:湯の曲輪周辺を徒歩中心に散策
おすすめの楽しみ方:午前はまち歩き・見学、午後は九谷焼体験
山代温泉へのアクセス|まずは山代温泉の総湯・古総湯周辺を目指そう
JR加賀温泉駅から山代温泉へは、車や路線バス、加賀周遊バス CANBUSでアクセスできます。車の場合は約10分で、温泉街の中心にある総湯・古総湯周辺を目指すと、まち歩きを始めるのに便利です。
公共交通機関を利用する場合は、加賀周遊バス CANBUS山まわり線の「山代温泉 総湯・古総湯」バス停、または北鉄加賀バス 温泉山中線の「山代温泉」バス停で下車すると便利です。CANBUSには「万松園通・魯山人寓居跡いろは草庵」などの停留所もあり、今回紹介するスポットめぐりにも利用できます。
車で訪れる場合も、総湯・古総湯周辺を起点にすると、いろは草庵やはづちを楽堂、九谷焼体験ギャラリーCoCoなどへ移動しやすくなります。バスの運行時間や停留所、駐車場情報は変更となる場合があるため、訪問前に公式情報をご確認ください。
山代温泉を半日で楽しむ体験まち歩きモデルコース
総湯・古総湯周辺を起点に、湯の曲輪のまち歩き、文化スポット、雑貨めぐり、九谷焼体験を楽しむ半日コースです。
山代温泉らしい「歩く・見る・作る・選ぶ」を、コンパクトに楽しめます。
- 10:30
総湯・古総湯周辺から山代温泉まち歩きスタート
まずは山代温泉の中心、総湯・古総湯周辺へ。温泉街らしい景色を眺めながら、湯の曲輪周辺の散策を始めます。
- 11:00
湯の曲輪を歩いて温泉街の風情を楽しむ
石畳の道や旅館街、商店が並ぶ湯の曲輪周辺をゆっくり散策。歩いているだけでも、山代温泉らしい雰囲気を感じられます。
- 11:30
魯山人寓居跡 いろは草庵で山代温泉の文化に触れる
北大路魯山人ゆかりの場所で、山代温泉と器、芸術、食文化のつながりに触れる時間を。落ち着いた雰囲気の中で、温泉街の文化的な一面を楽しめます。
- 12:10
はづちを楽堂で雑貨・お土産探しとひと休み
まち歩きの途中には、はづちを楽堂で休憩。九谷焼や山中漆器、地元のお土産、雑貨などを眺めながら、山代温泉らしい買い物を楽しめます。
- 12:40
湯の曲輪周辺で昼食・食べ歩き
お昼は温泉街周辺で腹ごしらえ。スイーツや食べ歩きも楽しみたい方は、既存の食べ歩き記事もあわせてチェックしてみてください。
- 13:40
九谷焼体験ギャラリーCoCoで絵付け体験に挑戦
午後は山代温泉らしいものづくり体験へ。九谷焼の絵付け体験は、旅の思い出づくりやお土産にもぴったりです。
※体験内容・料金・所要時間・予約の要否は、訪問前に公式情報をご確認ください。
- 15:30
九谷焼の窯元・クラフトショップで雑貨とお土産探し
絵付け体験のあとは、温泉街周辺の窯元やクラフトショップへ。器や雑貨を見て回ると、山代温泉のまち歩きがさらに楽しくなります。
- 16:00
時間があれば日帰り入浴や周辺スポットへ
まだ時間に余裕があれば、総湯・古総湯で温泉に入ったり、あいうえおの杜などの周辺スポットへ足を延ばすのもおすすめです。
- 山代温泉 総湯
- 山代温泉 古総湯
- 魯山人寓居跡 いろは草庵
- はづちを楽堂
- 九谷焼体験ギャラリーCoCo
- 国指定史跡 九谷焼窯跡展示館
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STEP1|山代温泉の総湯・古総湯が立つ「湯の曲輪」からスタート
山代温泉のまち歩きは、共同浴場「総湯」「古総湯」が向かい合う湯の曲輪からスタート。約1300年の歴史を持つ山代温泉では、この総湯を中心に旅館や商店が広がる街並みが今も残っており、温泉地としての原風景を感じられます。古総湯は明治時代の総湯を復元した建物で、浴室の床や壁には九谷焼のタイルがあしらわれ、外から眺めるだけでも山代温泉らしい雰囲気を味わえます。
時間に余裕があれば、まち歩きの前後に総湯・古総湯で温泉に浸かるのもおすすめです。
今回はまち歩きの起点として紹介していますが、山代温泉で日帰り入浴を楽しみたい方は、総湯・古総湯を含めた入浴施設をまとめた関連記事もあわせてチェックしてみてください。
STEP2|魯山人寓居跡 いろは草庵で山代温泉の文化に触れる
湯の曲輪から歩いてすぐの場所にあるのが、魯山人寓居跡 いろは草庵です。大正4年、後に篆刻家・陶芸家・美食家として名を馳せる北大路魯山人は、山代温泉に約半年間滞在し、旅館の看板を彫る一方、九谷焼の窯元で陶芸の手ほどきを受けました。
当時滞在していた邸宅がそのまま公開されており、仕事部屋や書斎、囲炉裏の間、茶室、そして土蔵を改装した展示室を見学できます。
まち歩きの前半でこの場所を訪れておくと、後半で巡る九谷焼スポットの背景がより立体的に感じられます。
STEP3|はづちを楽堂で雑貨・お土産探しとひと休み
続いて向かうのは、古総湯の目の前にあるはづちを楽堂です。紅殻格子が印象的な木造の建物内には、地元工芸作家の作品を扱う雑貨店「丹塗り屋」と、甘味処「はづちを茶店」が入っています。丹塗り屋では、地元作家による九谷焼の器や山中漆器など、山代温泉ならではの雑貨やお土産を実際に手に取って選ぶことができ、まち歩きの合間の休憩にもぴったりの場所です。作品展や音楽会、陶芸教室などのイベントが開かれることもあり、地域の人と観光客が自然に交流できる、山代温泉らしい交流スペースになっています。
はづちを茶店でひと休みすれば、午前中のまち歩きの疲れを少し癒してから、午後の体験へ向かえます。雑貨を見る、甘味で休憩する、建物の雰囲気を楽しむなど、短時間でも立ち寄りやすいスポットです。
お昼休憩|湯の曲輪周辺で山代温泉グルメを楽しむ
午前の見学がひと段落したら、湯の曲輪周辺の飲食店でお昼休憩を。しっかり昼食をとるのはもちろん、温泉街らしい甘味やスイーツを楽しみながら、午後の九谷焼体験に備えるのもおすすめです。
山代温泉では、温泉街を散策しながら対象店舗のグルメやスイーツを楽しめる「やましろ食べ歩きクーポン」も利用できます。2026-2027年版は6枚つづりのクーポンを使い、必要な枚数に応じて対象商品と引き換える仕組みです。対象店舗が温泉街に点在しているので、今回のようなまち歩きと組み合わせて楽しむのにもぴったりです。
STEP4|九谷焼体験ギャラリーCoCoで絵付け体験に挑戦
午後はいよいよ、九谷焼の絵付け体験へ。こちらの九谷焼体験ギャラリーCoCoは、九谷焼に詳しいスタッフに相談しながら体験できるので、絵付け体験が初めての方でも安心です。器や絵柄は何種類も用意されており、塗り絵のように着彩できるものから、持ち込んだデザインを無地の器に一から描くものまで、好みに合わせて楽しめます。
1時間30分程度で完成させる方が多く、中には3~4時間かけてじっくり取り組む方もいるそうです。予約なしで体験できる場合もありますが、混雑状況によっては対応できない場合があります。予約は電話またはWebサイトから可能です。
STEP5|九谷焼の窯元・クラフトショップで雑貨とお土産探し
九谷焼というと大きな器をイメージする方もいるかもしれませんが、小皿や箸置き、豆皿、カップなど、旅の途中でも持ち帰りやすいアイテムもあります。色合いや絵柄の違いを見比べながら選ぶ時間も、山代温泉のまち歩きの楽しみのひとつです。
クラフトショップでは、器だけでなく、ドライフラワーやハンドメイド雑貨など、日常に取り入れやすいアイテムに出会えることも。九谷焼の文化や魯山人の足跡に触れたあとにお店を巡ると、単なる買い物ではなく、山代温泉の文化を持ち帰るような気分で楽しめます。
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まとめ|山代温泉は歩いて、作って、選べる温泉街
湯の曲輪を起点に、魯山人寓居跡 いろは草庵、はづちを楽堂、九谷焼体験ギャラリーCoCo、窯元・クラフトショップをめぐる今回のコースは、半日で山代温泉らしい体験を楽しめるモデルコースです。
山代温泉は、温泉に入るだけでなく、まちを歩き、文化に触れ、九谷焼の絵付けを体験し、雑貨やお土産を選べる温泉街。短時間でも楽しみやすく、日帰り観光はもちろん、宿泊前後の過ごし方としてもおすすめです。
温泉入浴やスイーツ食べ歩きを組み合わせれば、丸1日じっくり楽しむこともできます。目的に合わせて関連記事もチェックしながら、自分らしい山代温泉の過ごし方を見つけてみてください。