石川県観光公式サイト

石川県加賀市・山代温泉に誕生した「あいうえおの杜」は、自然とふれあえる体験型スポットです。
名前の由来は、山代温泉が「五十音図発祥の地」と言われていることから。地域の歴史と文化にちなんだ面白い施設名なんです。

敷地内には、思いきり遊べる広場や遊具、360ｍの空中回廊、さらに宿泊コテージも。

複合施設「あいうえお学舎」には、1階に無料休憩所やカフェ、地元の特産品を取り扱うショップが並び、2階には小さなお子さまも楽しめる遊び場やギャラリースペースを併設。家族みんなで一日ゆっくり過ごせる、充実したスポットです。

観光で気になるのが、やっぱり滞在時間。
公式サイトの公園案内図を見ていただければ分かりやすいかと思いますが、公園全体は広く、ゆっくり歩いて施設を見学し、頂上まで登って降りてくるとおよそ「1時間」ほどです。

さらに山代温泉の観光を満喫したい方には、「あいうえおの杜」の周辺に見どころがたくさん。
「薬王院温泉寺」や「服部神社」、北大路魯山人の旧居「いろは草庵（有料）」など、歴史と文化に触れられるスポットが点在しています。
公園から少し登った先の「さざえ堂」展望台からは、日本海や白山を一望でき、天気が良ければ絶景が楽しめます。

家族連れならお弁当を持参して半日～1日で過ごすのもおすすめ。
カフェで軽食を楽しみながら、自然の中でゆったり過ごせる癒やしの時間を味わえます。
公園内のあちこちにある「五十音」を探してみるのも楽しみ方の一つです。

やっぱり、公園の顔とも言える「AIUEOモニュメント」が気になりますよね！
これから石川県の新しいフォトスポットになること間違いなしです。
「もっと工夫して映える写真を撮ればよかった…」と少し後悔しつつも、皆さんはぜひ、楽しい映えフォトにチャレンジしてみてください。

さらに、公園のあちこちには「あいうえお」が隠れています。
自分の名前を探して写真に収める…そんな自由な遊び方も楽しめて、遊び方は無限大です！

やはり「あいうえおの杜」の一番の見どころは、なんといっても「空中回廊」。
全長360m、200段の階段を登り切った先にある「たか台」からの眺めは、まさに絶景。

さらに1時間ごとに人工的な“もりの雲海”が発生し、あたり一面が幻想的な空間に包まれます。
頂上に着いたら、ぜひ「もりの鐘」を鳴らして、特別なひとときを感じてみてください。

そして、元気がある方には展望台「さざえ堂」までのチャレンジもおすすめ！
建築も見事ながら、天気が良ければ、日本海や白山まで見渡せる絶景が待っていますよ。

小さなお子様連れにオープン以来からずっと大人気！
公園の中央にどんと構える「あいうえお学舎」の2階には、小さなお子様でも楽しめる木製遊具スペースがあります。
ナチュラルな遊具で遊ぶことで、遊びながら学ぶ体験にもつながりますよ。

さらに、ボルダリングやアスレチック遊具も完備。
室内なので雨の日でも安心して、家族みんなで思いっきり楽しめます。

開館時間：午前9時から午後5時まで
入場無料・予約不要
※来場者数によっては利用時間の制限がかかる場合がございます。

子供だけではない！大人も楽しめる「学び」のスペースもあるんです！

広さはそんなに大きくないけど、五十音の歴史や山代温泉のことまで紹介していて、意外と読み応えあり。
文字を読むのが面倒な人でも、映像が流れているから見るだけで「なるほど～！」って学べちゃいます。
気づいたら30分、1時間と時間があっという間に過ぎちゃうかも。

あっ、大人だけじゃなくイラストもカワイイので、子供も楽しめます！

開館時間：午前9時から午後5時まで
入館無料
 

そして、ちょっと一息したいときには「あいうえお学舎」の１階へ。

こちらは無料休憩所になっていて、「カフェあいうえお」や山代温泉でしか買えないお土産も販売しています。

カフェの一番人気は「無垢な米粉パンケーキ」。もうこれでもか！ってぐらい柔らかく、口の中でとろけまくります。

バリエーション豊かですが、プレーンでも楽しめますよ！ ドリンクも充実しています。
「小上がりスペース」、「無料Wi-Fi」も完備、しかも「お弁当持ち込み可」なので、思いっきり遊んだ後に、のんびり空間で心地よい時間を。

営業時間：午前9時から午後5時まで
お支払い：現金・QR決済

その他にも、おすすめスポットが盛りだくさん！

公園の中央にある「やがい広場」では、毎日子どもたちの楽しそうな声が響き渡っています。
園内には内装が異なる3棟のコテージ（1棟8,000円～・定員2人）もすでに設置済みで、今年中には宿泊も可能になる予定です。
さらに、RV車が泊まれる100V電源付きの「まいかーキャンプ場」も6台分完備。

そしてなんと、現在「ドッグラン」スペースも建設中！
山代温泉にワンちゃんと一緒に遊びに来られるようになる日ももうすぐです。
温泉宿とはひと味違った、一風変わった宿泊体験ができるのも魅力ですね。

せっかくなので、「あいうえおの杜」の施設管理者である 山口 哲央 さんに色々気になることを聞いてみました。

お車でお越しの方

加賀ICより、約15分
（加賀IC〜国道8号線・加茂交差点を右折、山代温泉街へ）

駐車場：乗用車124台

電車・バスのお越しの方

加賀温泉駅 下車
北鉄バス「 山代温泉」で下車し、徒歩約10分

加賀周遊バス キャン・バス　山まわり線　20番「万松園通・魯山人寓居跡いろは草庵」で下車し、徒歩約3分 

ライターが実際に体験してみて、「あいうえおの杜」を中心に山代温泉を満喫できる1日モデルコースを考えてみました。（上記写真のとおり）
次に紹介する「謎解きイベント」は、公式では所要時間が約2時間とされていますが、小学生の子どもを連れた私たち家族は、午後2時にスタートして約3時間半かかりました。
そのため、時間に余裕をもって午前中から始めるのがおすすめです。もし少し長引いても、午後までゆっくり楽しめますよ。

ちなみに、この謎解きイベントを最初に体験すると、自然と山代温泉街の名所や道の位置関係が覚えられるので、その後の散策もスムーズになります！
歩き回った後の温泉は最高ですねー！
あっ、あくまで一例です！

せっかく「山代温泉街」を楽しむなら、ただ観光するだけじゃもったいない！
そこでおすすめなのが、2019年から山代温泉で開催されている謎解きイベント「消えた記憶と言葉のくすり」です。

謎を解きながら街を歩いていると、気づいたら温泉街の主要スポットをほぼ制覇していた…なんてことも。
制限時間はないので、宿泊予定ならこんな楽しみ方もアリ。
1日目に観光ついでに謎を解いて、夜はお部屋でじっくり考え、翌日にクリア！なんて遊び方もできます。

詳しくは「公式サイト」をチェックしてみてくださいね。

「あいうえお」つながりで、今、山代温泉でぜひ立ち寄ってほしいのが、雑貨店 AIUEO！
店内に一歩入ると、カラフルで個性的な雑貨がずらり。見ているだけでハッピーになれちゃう空間です。

実はここ、全国でも有名な雑貨ブランド「AIUEO」の直営店で、直営店は山代温泉街にしかないというレアなお店なんです！
そのため、全国からファンが訪れるほどの人気ぶり。

ブランドが山代温泉に拠点を移したのは、五十音図発祥の地であるこの場所との“ご縁”がきっかけだそう。
総湯のすぐ近くにあり、「あいうえおの杜」からも歩いてすぐなので、観光の合間にも立ち寄りやすいですよ。

ここでしか手に入らない山代温泉のアイテムもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね！
おみやげにも、自分へのごほうびにもぴったりです。

「あいうえおの杜」を中心にいろいろ紹介してきましたが、温泉街のご紹介。

山代温泉は1300年の歴史を誇る名湯。
北大路 魯山人が愛した陶芸や食を楽しみながら、薬王院温泉寺や服部神社で歴史と祈りの息吹を感じる――。

さらに、文字文化の発祥地として知られ、街には五十音図の面影が息づきます。
温泉にゆったりつかり、湯けむり漂う街を歩けば、文字・芸術・信仰が織りなす1300年の物語に触れる贅沢なひとときが待っています。

石川県で今、一番勢いのある新スポット「あいうえおの杜」、いかがでしたか？

改めて「山代温泉」の魅力を再発見できる場所でもあります。
文化的要素は継続しつつ、若い家族をターゲットに歴史とモダンが織りなす新しい山代温泉の魅力を、日帰りでも宿泊でも、この機会にぜひ存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見が沢山あるはずです！