絶景の連続!能登でシーサイドドライブの旅
日本海に突き出た能登半島は、荒海で削られた奇岩が男性的な「外浦」と、波穏やかで女性的な「内浦」の2つの顔を持っています。
海沿いをドライブしながら、地元の旬の食材を味わってはいかがでしょうか。
- 所要時間
- 1日コース
- 主な交通手段
- 車
このコースでめぐるエリア

車で約40km(約40分・のと里山海道経由)、千里浜なぎさドライブウェイへ。
千里浜なぎさドライブウェイ
波打ち際をドライブ、ここでしか味わえない爽快感!
【千里浜なぎさドライブウェイ通行情報】こちら→「石川みち情報ネット」
千里浜なぎさドライブウェイは、安全に走行できない(波が高いなど)と判断された場合に、石川県(管理者)が通行規制を行い、車で走行することができません。
現在の規制状況を確認したい場合は、「石川みち情報ネット」ページ左上の【観光道路情報】欄に下記のような表示がありますので確認してみてください。
「千里浜なぎさドライブウェイ」規制なし→◎通行可能です。
「千里浜なぎさドライブウェイ」規制あり→×通行出来ません。
国内唯一、世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができる千里浜なぎさドライブウェイ。その秘密は砂の粒子が細かく、適度に湿っており、締め固まっているからです。
青空の下、打ち寄せる波のすぐ横を颯爽とドライブ。映画のワンシーンのような光景を実現できる貴重な海岸です。
車は4WDでなくてももちろんOK!ノーマルタイヤで走れるので、マイカーでもレンタカーでも気軽に走行できます。旅の記念に砂浜で車と海を背景にした写真撮影を!
昼間は波打ち際に車を止めて、水遊びやバーベキューを楽しむこともできます。夕方、水平線に沈む夕日をゆっくりと眺めるのも素敵な時間の過ごし方。
特におすすめなのは静かに景色を堪能できる夜明け前。運が良ければ、朝もやを見られることもあります。人も少ない時間帯なので神秘的な風景を独り占めできるかもしれません。
晴れた日は潮風を感じながらバイクや自転車で走ってみてはいかがですか?砂浜にとめるのは少し工夫とコツが必要ですが、浜辺を走る爽快感は一度試してみる価値あり!千里浜レストハウスでレンタサイクルを利用できます。
- 住所
- 羽咋市千里浜町~宝達志水町今浜
- 電話番号
- 0767-22-1225
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
能登國一宮 氣多大社
2100年以上の歴史を誇る、北陸随一の古社
氣多大社(けたたいしゃ)は、石川県羽咋市に鎮座する能登国一宮であり、2100年以上の歴史を有する北陸屈指の古社です。
主祭神には、国土を開き、人々の縁を結び、医薬や導きの神として知られる大己貴命(おおなむちのみこと)(通称:大国主命)をお祀りし、古来より縁結び・開運・病気平癒の神として篤い信仰を集めてきました。
社名の「氣多(けた)」は、「氣(いのちの力・清らかなエネルギー)が多く集う神域」を意味し、境内には国指定天然記念物「入らずの森」が広がります。この森は、約一万坪の原生林で、神聖なる御神域として古来より立ち入りが禁じられ、神職のみが年に一度、奥宮例祭で入ることを許されます。
この神秘の森に囲まれた社は、訪れる人々に清らかな氣を授け、心身を整える「氣の社(やしろ)」としても知られます。
『万葉集』には、天平20年(748年)に越中守・大伴家持が当社を参拝した際の歌が記されており、また、氣多大神宮は平安期に朝廷から神階「正一位」を授かるなど、「日本四社」の一社として国家鎮護の重責を担いました。
さらに、昭和58年(1983年)、全国植樹祭に際し氣多大社を訪れた昭和天皇は、「入らずの森」の原始の姿に深く感銘を受け、次の御製を詠まれました。
斧入らぬ みやしろの森 めづらかに
からたちばなの 生ふるを見たり
今もその森には、百両とも呼ばれるカラタチバナなど貴重な植物が自生し、手つかずの自然と信仰が共存する聖域として守られています。
時代を経ても変わることなく、氣多大社はこの地に息づく祈りの中心として、訪れるすべての人の「良きご縁」を結び続けています。
- 住所
- 羽咋市寺家町ク1
- 電話番号
- 0767-22-0602
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
巌門
日本海の荒波が生んだ景観
- 住所
- 羽咋郡志賀町富来牛下巌門
- 電話番号
- 0767-42-0355
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
ヤセの断崖
スリル満点、名作の舞台
松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁です。
1961(昭和36)年、2009(平成21)年公開された映画の撮影地で、能登金剛の中でも人気のスポットです。
その昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身が「やせる」思いがすることから、「ヤセ」の名がついたと言われています。高さ35メートルの崖から一望する日本海は、一見の価値あり。
断崖に沿って設けられた遊歩道は、「義経の舟隠し」にもつながっており、自然を楽しみながら散策することができます。
- 住所
- 羽咋郡志賀町笹波
- 電話番号
- 0767-32-1111
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
大本山總持寺祖院
禅の教えを今に伝える曹洞宗の古刹
曹洞宗の大本山として瑩山紹瑾禅師により、1321(元亨元)年に創建されました。1898(明治31)年の大火で境内は焼失し、本山は1910(明治43)年、神奈川県横浜市鶴見に移り祖院となりました。その後の再建で山門、仏殿などがよみがえり、消失を免れた建物とともに、根本道場の威厳を伝え、今も総ケヤキ造りの風格ある山門や仏殿、法堂などが残っています。2021年開創700年を迎え、2022年も引き続き「延年の章」として各イベントを開催予定です。
>>【紹介記事】大本山總持寺祖院の見所を紹介! 駐車場・アクセス方法も解説
拝観受付の修繕が完了し、令和7年4月1日から通常どおりの拝観を再開しています。
- 住所
- 輪島市門前町門前1-18甲
- 電話番号
- 0768-42-0005
- 営業時間
- 8:00~17:00
- 休業日
- 年中無休
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
輪島キリコ会館
いつでも祭り気分が味わえる
日本遺産にも認定されている「能登のキリコ祭り」で使われるキリコを展示する施設です。
能登地方の祭礼には各町内からキリコと呼ばれる大きな奉燈(御神灯)を神輿のお供に担ぎ出す習慣があります。館内には大小さまざまな約30基のキリコがところせましと立ち並んでいます。高さは約10mほど、最大で4階建てビルほどあり、想像以上の大きさに圧倒されます。
祭り囃子と光の演出で夜のキリコ祭りを幻想的に再現した館内、能登のキリコ祭りの様子がスクリーンに映し出され、シーズン以外でも祭りの雰囲気を味わえます。2Fには空中回廊があり、キリコを上から眺めることができます。
祭りのハイライトでもある大松明が1Fショップから3F展望台ロビーまで突き抜けており、その巨大さは必見です!
春から秋にかけてもてなし広場のステージで行われる「御陣乗太鼓」の実演は無料で見られるのでオススメ。仮面をつけた人々が打ち鳴らす迫力ある音、独特な雰囲気に魅了されます。事前に実演日のチェックもお忘れなく!
- 住所
- 輪島市マリンタウン6番1
- 電話番号
- 0768-22-7100
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 無休
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
能登丼(輪島朝市周辺)
能登の味覚を丼に凝縮
- 新鮮な魚介類や肉、野菜など、能登の味覚がぎゅっと詰まった丼です。健康、長寿にこだわり、器やはしにも能登産のものが使われています。輪島市と珠洲市、穴水町、能登町の飲食店で食べることができます。
詳しくは「うぇるかむ奥能登サイト」をご覧ください。
金沢駅までは車で約110分です。(約110Km・のと里山海道経由)
- 電話番号
- 0768-62-1420(能登丼事業協同組合)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。