飛騨高山から白川郷ホワイトロードで金沢へ行くモデルコース
白山白川郷ホワイトロード⇨兼六園
広大なブナの原生林と白山連峰を望む白山白川郷ホワイトロード。絶景が続くワインディングロードを走り抜け、紅葉の美しい手取峡谷を楽しみながら、白山信仰の総本山たる白山比咩神社へ。心を清めたその後は、忍者寺、そして日本三名園のひとつ兼六園が待っている。
- 所要時間
- 主な交通手段
- 車
このコースでめぐるエリア
白山白川郷ホワイトロード
ずっと絶景が続く自動車専用道路
石川県の一里野・中宮地区と岐阜県白川村を結ぶ33.3kmのドライブコース。
見どころは日本の滝百選に選ばれた姥ヶ滝(うばがたき)や、ふくべの大滝、最高地の三方岩駐車場など盛りだくさん。
岐阜県側は世界文化遺産の白川郷合掌造りの集落へと続きます。
白山白川郷ホワイトロード内にはトレッキングコースがいくつもあり、こちらも人気です。
2024年シーズンの親谷の湯の供用は終了しました。
<イベント>
・SNSフォトコンテスト【6/14(金)~11/10(日)】
ホワイトロード沿線で撮影された写真を募集。インスタグラムから応募いただき、入賞者へは優待券を進呈。
・絶景カフェ【9月の土、日】 ※終了しました
ホワイトロード内駐車場にキッチンカーによる「絶景カフェ」を設置し、
ご当地コーヒー「白山きりまんじゃろ」のサービスや、イベント・見どころを紹介。
・山よそおいぐるめ市【10月上旬/(日)】※終了しました
紅葉期に中宮レストハウス駐車場にて、地元特産品によるおもてなしイベント「山よそおいぐるめ市」を実施。
・ジオパーククイズラリー(ホワイトロードでジオを感じる)【8月10日(土)~10月中旬】
料金所で配布するパンフレットに書かれたクイズについて、現地の見どころポイントにある手がかりを元に解き、その答えを専用のフォームにアクセスし応募してください。
参加いただいた方の中から、抽選で20名様に「地元特産品詰め合わせ」をプレゼント 。
- 住所
- 白山市中宮
- 電話番号
- 076-256-7341
- 営業時間
- 6月~8月:午前7時~午後6時(出口閉門午後7時)
9月~11月:午前8時~午後5時(出口閉門午後6時) - 休業日
- 11月中旬~6月中旬
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
ふくべの大滝
迫力満点!ホワイトロード随一の大滝
白山白川郷ホワイトロードの中ほどにある大滝で、沿道随一の名所。落差が86mもあり、時には水しぶきが道路をおおうこともあります。駐車場のすぐ近くに滝つぼがあり、水が断崖を流れ落ち、むき出しの岩に衝突するダイナミックな眺めに思わず歓声を上げる見物客も。
- 住所
- 白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード)
- 電話番号
- 076-256-7341
- 営業時間
- 6月上旬~11月10日(変更有り)、白山白川郷ホワイトロード利用期間中
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
姥ヶ滝
滝が岩肌に沿って落ちる数万条の流れはまるで老婆の白髪
滝が岩肌に沿い数十丈の流れとなって落ちる様が、まるで白髪の老婆が髪を振り乱したように見えることから「姥ヶ滝」の名がついたと言われています。
白山白川郷ホワイトロード内にある蛇谷園地駐車場からブナやミズナラの天然林が広がる蛇谷園地を森林浴を楽しみながら抜け、蛇谷川沿いの遊歩道を20分ほど歩くと目の前に迫力ある姥ヶ滝が現れます。
軽いトレッキング気分を味わった後は、目の前にある「親谷の湯」につかりながら色づいた木々の葉と青空のコントラストと滝の流れを楽しめます。時間を忘れそうになるぐらいに心身ともに癒されます。
ただし、時間を忘れてはいけません。白山白川郷ホワイトロードには通行可能な時間に制限があります。閉門時間に間に合うように出発しましょう。
姥ヶ滝は、1990年に「日本の滝百選」の一つに選定されています。
- 住所
- 白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード内)
- 電話番号
- 076-256-7341
- 営業時間
- 6月上旬~11月中旬 ※白山白川郷ホワイトロード供用期間中
- 休業日
- 白山白川郷ホワイトロード閉鎖時
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
綿ヶ滝
すぐそばまで行ける、手取峡谷に落ちる滝
手取峡谷にある落差32メートルのダイナミックな滝。
まるで綿をちぎって落としたようなので「綿ヶ滝」というのだとか。
滝の近くまで下りる階段は急なうえ、約130段あり、場所によっては滑りやすいためご注意ください。
また下まで降りると岩場となっており足元が不安定なため充分ご注意ください。
下りるのが難しい場合は、駐車場から遊歩道を150mほど歩いたところにある展望台から手取峡谷と綿ヶ滝を見ることができます。
※冬季は積雪のため駐車場に入れないことがあります。滝へ降りる階段も積雪のため使えない場合があります。
※トイレは冬季期間閉鎖いたします。
- 住所
- 白山市下吉谷町ホ1-4
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
手取峡谷
8㎞にわたって続く深く美しい峡谷
手取川の流れがつくりあげた美しい峡谷。釜清水町の「黄門橋」から河原山町「対山橋」までの約8kmにわたって高さ20~30mの絶壁が続いています。
なかでも黄門橋や不老橋からの眺めがおすすめです。
もう一つの見どころは、綿ヶ滝。32mの高さから流れ落ちる水流は迫力満点です。
- 住所
- 白山市釜清水町
- 電話番号
- 076-255-5310
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
吉野工芸の里
工芸に触れ、巨木に驚き、散策を楽しめる広場
白山ろくへのドライブの途中に立ち寄りたい工芸の里。「パフォーマンス広場」では多数の工芸作家の作品が野外展示され、「ふるさと工房」では陶芸・和紙・ガラスなどの工芸品を展示販売。
また、江戸中期に建てられた民家を移築した「鶉荘(うずらそう)」は、文化交流サロンとして利用することができます。
道路に面して「白山市観光情報センター」がありますので、白山ろくの観光情報を入手できます。
広場の後方には国指定天然記念物の「御仏供(おぼけ)スギ」があり、必見です!
- 住所
- 白山市吉野春29番地
- 電話番号
- 076-255-5319
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休業日
- 火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
白山比咩神社
全国に3千社もある白山神社の総本宮
日本三名山の一つに数えられる白山(はくさん)は「白き神々の座」として古くから都人たちのあこがれの山でした。その白山を神体山とする白山比咩神社は、全国に約3千社もある白山神社の総本宮で、地元では「しらやまさん」とよばれ親しまれています。
御祭神・白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、またの名を菊理媛神(くくりひめのかみ)といい、ご縁を「くくる」神といわれます。樹齢千年といわれる杉やあすなろがそびえる表参道や境内には、荘厳な雰囲気がただよいます。
毎月1日は「おついたちまいり」の参拝者でにぎわいます。
また宝物館には重要文化財をはじめ多くの文化財が保存されています。
- 住所
- 白山市三宮町ニ105-1
- 電話番号
- 076-272-0680
- 営業時間
- 宝物館/9:00~16:00(11月 9:30~15:30)
- 休業日
- 宝物館/12月~3月
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
妙立寺 / 忍者寺
敵を欺く仕掛けがそこかしこに…まるで忍者屋敷のような寺
三代藩主前田利常の命により建てられた祈願所。当時、徳川幕府と緊張状態にあった加賀藩は、幕府の襲撃という万一の場合に備えて、妙立寺に出城、砦としての役割も持たせました。
寺にある井戸の中には、金沢城に続く抜け道があるといわれており、落とし穴となる賽銭箱や、床板を外すと現れる隠し階段、掛け軸の裏にある隠し扉などのそこかしこに敵を欺くための仕掛けがたくさんあります。
茶室は刀や槍が振り回せないように天井が低くつくられています。寺の特徴ともいえる本堂屋根の突端部分に位置する望楼(物見台)からは、見張りのために遠くを見渡すことができます。
外観は2階建てですが実際には7層になっており、部屋は23、階段は29もあります。
このように多くのからくりが施されていることから、別名「忍者寺」とも呼ばれています。迷路のような内部は一度入ったら出られないといわれており、ガイドによる案内が必要です。必ず事前に予約をしてから行きましょう!
にし茶屋街にも近いのでセットで観光するのもおすすめです!
忍者寺に来たなら忍者武器ミュージアムもぜひのぞいてみてください!
- 住所
- 金沢市野町1-2-12
- 電話番号
- 076-241-0888
- 営業時間
- 9時00分~16時00分
- 休業日
- 1月1日、1月2日、法要日(詳しくは電話でお問い合わせ下さい。)
※2024年1月29日(月)~2月4日(日)堂内修理のためお休みいたします
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
犀川大橋
- 住所
- 金沢市片町~野町、千日町
- 電話番号
- 076-220-2469
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
兼六園(国指定特別名勝)
日本三名園の一つ、四季が織りなす多彩な表情
春のサクラ、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りと、四季折々の美しさが訪れる人を魅了する兼六園。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(ミシュラン観光版)で最高ランクの3つ星を獲得したことで、海外からの観光客にも人気のスポットです。「金沢の兼六園・水戸の偕楽園・岡山の後楽園」が日本三名園と称され、国の特別名勝に指定されています。
静かに散策を楽しみたいなら、早朝か夜間に訪れるのがおすすめ。夜に定期的に行われるライトアップは園内を幻想的な空間に演出します。
敷地は約11.4万平方メートルと広大なため、漫然と歩くよりもガイドツアーに参加した方が、見どころを逃しません。当日受付もできますが、事前予約しておけばより確実です。「徽軫灯籠」「唐崎松」「雁行橋」「霞ヶ池」「時雨亭」「夕顔亭」…まだまだある見どころを効率よくめぐることができ、歴史やいわれを知ることで兼六園の魅力が格段にアップします。
着物レンタルも充実している金沢で、日本庭園を背景に記念撮影をしてみてはいかがですか?隣接する金沢城も、兼六園同様、日本情緒たっぷりでフォトジェニックです。
(関連記事)兼六園の見どころや見頃などを開設!
- 住所
- 金沢市兼六町1
- 電話番号
- 076-234-3800
- 営業時間
- 7時00分~18時00分(3月1日~10月15日)、8時00分~17時00分(10月16日~2月末日)
※時雨亭:9時00分~16時30分(最終入亭16時00分、12月29日~1月3日は休亭) - 休業日
- 年中無休(※時雨亭除く)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。