芭蕉の足跡をたどる旅1泊2日
『おくのほそ道』の旅で加賀路を巡った松尾芭蕉の足跡をたどる旅です。
俳人・松尾芭蕉は『おくのほそ道』の旅で、日本一の文化藩と名高い加賀の俳人を訪ねることを目的に、石川を訪れました。
加賀路には約25日間滞在しましたが、この間に加賀から小松、山中温泉等を訪れ、各地で句を残しました。
- 所要時間
- 1泊2日コース
- 主な交通手段
- 車、自転車
このコースでめぐるエリア
本折日吉神社
- 住所
- 小松市本折町1
- 電話番号
- 0761-22-0163
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
多太神社
源平合戦から500年後、「奥の細道」の道中に多太神社を訪れた松尾芭蕉は兜を見て「むざんやな甲の下のきりぎりす」と句を詠み、實盛をしのんだと言われています。
境内には句碑が建てられ、芭蕉も思いをはせた歴史物語を、今に伝えています。
7月下旬の「かぶとまつり」では、兜の一般公開や能の奉納などが行われます。
- 住所
- 小松市上本折町72番地
- 電話番号
- 0761-22-4089
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
永龍山 建聖寺
永禄年中、大乗寺十三代和尚の雪窓祐輔が能美郡寺井で創建。天正八年(1580)小松の城北に移り、寛永十七年(1640)に現在地に移転。前田利常の十二子・亀松の死を悼み、寄進した仏涅槃図や松尾芭蕉の門人・立花北枝(小松出身)作の芭蕉木像がある。
- 住所
- 小松市寺町94
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
山中温泉
松尾芭蕉も愛した渓谷の温泉地・山中
今から1300年前に奈良時代の高僧・行基がこの地で温泉を発見したことに始まる山中温泉。
俳聖・松尾芭蕉が日本各地を旅した奥の細道の途中、元禄2年7月27日に山中温泉を訪れ、9日間滞在したといわれいます。その滞在期間に、温泉につかり、風光明媚な景色を楽しむ中で生まれたのが、「山中や菊は手折らじ湯の匂ひ」の句を詠み、山中の湯を、有馬・草津と並ぶ「扶桑の三名湯」と讃えたと言われています。
- 住所
- 加賀市山中温泉
- 電話番号
- 0761-78-0330
- 休業日
- なし
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
2日目スタート
山中温泉総湯「菊の湯」
『山中や菊は手折らじ湯の匂い』
山中温泉の湯元で、温泉町はこの総湯を中心に発展しました。
古い時代には内湯がなく、温泉客も皆この共同浴場を利用していたといわれます。共同浴場は、男女で建物が異なり、男性浴場は緑色の変り瓦をふいた天平風の優雅な建物が特徴です。男性浴場の向かいには、華麗で優美な造りの女性浴場があります。
女性浴場に隣接して山中座があり、山中漆器で作られた豪華絢爛な格天井があるロビーでくつろぐことができます。
また毎週土・日・祝日の15時30分から、山中温泉の芸妓さんたちによる、山中節を中心とした唄と舞「山中節四季の舞」を上演しています。
温泉と山中漆器、山中節が堪能できます。男性浴場前の温泉たまごゆで処で温泉たまごづくり体験ができます(玉子は男湯番台にて購入)。
- 住所
- 加賀市山中温泉湯の出町レ1
- 電話番号
- 0761-78-4026
- 営業時間
- 6時45分~22時00分
- 休業日
- 第2・第4火曜日 (祝日の場合は翌日休み)他メンテナンス臨時休業あり
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
山中温泉芭蕉の館
芭蕉ゆかりの品や山中漆器を展示
芭蕉ゆかりの品や400余年の歴史を有する伝統工芸「山中漆器」の秀品の数々をごらん頂けます。
- 住所
- 加賀市山中温泉本町二丁目ニ86-1
- 電話番号
- 0761-78-1720
- 営業時間
- 9時00~17時00(入館は16時30分まで)
- 休業日
- 水曜日(祝日を除く)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
国分山 医王寺
行基開創の山中温泉守護寺
行基開創の山中温泉守護寺。国指定重要文化財等所蔵展示。北陸不動霊場第27番、白寿観音、奥の細道札所。境内には不動滝、名水などがあり、温泉街が一望できる景勝の地です。
- 住所
- 加賀市山中温泉薬師町リ1
- 電話番号
- 0761-78-1230
- 営業時間
- 8時30分~17時00分
- 休業日
- 年中無休
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。