石川県観光公式サイト

兼六園は江戸時代に加賀藩主によって作られた庭園が始まりとされ、日本三名園のひとつにも数えられています。

長さが異なる二本脚が印象的な徽軫灯籠（ことじとうろう）は、写真撮影スポットとしても大人気！徽軫灯籠がかかる霞ヶ池では、水面に映る四季折々の景色を楽しめます。

また、一年を通して代わる代わる彩りを添える花々も必見。早春には、梅林で白や淡いピンクの花が咲き誇り、甘い香りが一帯に漂います。

兼六園は金沢市中心部にあり、周辺にはランチスポットがい～っぱい！

石川県内の食材を使用したこだわりの和食に、新鮮な海の幸を味わえる海鮮丼。スパイシーで食欲をそそる金沢カレーも食べてみたい…。

どれにしようか迷っちゃうあなたに、兼六園から徒歩圏内にあるとっておきの名店をご紹介します♪ 

石川県の郷土料理や地元の食材などを一度に堪能できるのが、兼六園・瓢池すぐそばにある「三芳庵」のお弁当。

今回注文した「夕顔弁当」を含む3種類のお弁当には、小麦粉をまぶした鶏肉を煮てとろみをつけ、別々に煮たすだれ麩や季節の野菜とともに盛りつけた郷土料理「治部煮」が入っています。
素材本来のうま味を丁寧に引き出した、上品な味わいを感じてみてはいかがでしょうか。

夕顔弁当は女性にちょうどいいサイズながらも、いろいろな食感や味を楽しむことができて満足感のある一折。
お腹に少しの余裕を残して次のグルメへ！という欲張りさんにもおすすめです♪

明治8年に創業し、三つの庵を持つことから「三芳庵」と名付けられましたが、現存しているのは本館と水亭の二か所。

瓢池に浮かぶ水亭では、池にそそぐ心地良い滝の音を聞きながら、ゆっくりとお食事を楽しめます。

桜や藤の花、紅葉、雪景色など、季節ごとに異なる景色に出会えるので、何度も足を運びたくなるスポットです。

抹茶や加賀棒茶などのお茶と和菓子のセットもあるので、兼六園散策中のひとやすみにも◎

人気メニューのひとつ「治部煮うどん」は、うどんの上に石川県の郷土料理「治部煮」をのせた豪快な一杯。

色とりどりの生麩に、すだれ麩、赤巻など、金沢らしい食材が贅沢に使われています。
また、治部煮では小麦粉を使うことが一般的ですが、城山亭では片栗粉を使用。出汁がにごりにくく、透明感のある仕上がりになるんだそう。甘じょっぱく、とろんとした出汁が食材やうどんを包み、箸がどんどん進みます…！

鶏肉はエビや牛肉に変更が可能で、お肉を食べられない方・お肉をガッツリ食べたい方にもおすすめ。

どこか懐かしさを感じさせる、アットホームな雰囲気の店内。テーブル席のほか、お座敷もあるので、小さなお子さまやご年配の方もくつろぐことができます。
テーブルの天板には、兼六園で見ることができる鳥たちの写真がずらり。毎日のように兼六園を訪れる愛鳥家たちが撮影したそうで、お店とお客さんとのつながりを感じられますね。

天気の良い日には、店前の縁台で喫茶を楽しむのも◎ 石垣や緑を眺めながら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

「兼六園を歩き回ったら、少しおなかが空いてきた…。」

それもそのはず、兼六園の広さはなんと東京ドーム2個分以上！

兼六園周辺には、観光しながらパクッとつまめるスイーツや茶店のグルメもありますよ♪

金箔を贅沢に使った金箔ソフトや繊細な味わいの和菓子でエネルギーをチャージして、ぜひ街歩きを楽しんでくださいね。

人の賑わいから離れて、ちょっとひと息つきたくなることもありますよね。

そんなときは、落ち着いた雰囲気のカフェや甘味処でゆるりと過ごしてみるのはいかがでしょうか？

見た目にも華やかなスイーツや金沢らしい和の空間で、心ほどけるひとときを過ごせるスポットをご紹介します。

兼六園・桂坂口からすぐの見城亭では、石川県を代表する老舗名店の食材を使用したスイーツや食事をいただくことができます。

カフェメニューの一番人気は、「野田屋茶屋 厳選抹茶パフェ」。

兼六園一美しい苔「ビロード苔」をイメージしたパフェで、金沢で160年続く老舗の野田屋茶屋の抹茶を使用しているとのこと。

濃さの異なる抹茶アイスに、加賀棒茶が香る寒天、白玉などが入っていて、スプーンですくうたびに「ふわっ」「サクッ」「ぷるんっ」といろんな食感に出会えます。

別添えの濃厚抹茶ソースでの味変もでき、最後のひとくちまで楽しめるのがうれしいですね♡

建築家・隈研吾氏によってデザインされた「建築美」を味わえるのも魅力のひとつ。

この建築を目当てに訪れる人も多いんだそうです。

天井や壁、床にいたるまで、すべて黒で統一された店内を照らすのは、金箔や和紙でつくられた照明たち。

店内は日中でもやや薄暗く、ぼんやりとしたやさしい光で彩られています。

壁面には隈氏の直筆サインもあるので、ぜひ探してみてくださいね♪

窓からは金沢城や石垣を臨むことができ、上質な空間と景色の両方を楽しめる贅沢なお店です。

金沢の主要な観光スポットは、兼六園から歩いて行ける範囲にコンパクトにまとまっています。

金沢城公園までは、わずか2分！金沢21世紀美術館も8分という近さです。

ひがし茶屋街までは15～20分程度と、ほかと比べると少々歩きますが、道中にはカフェや老舗の和菓子屋などもありますよ。

（※兼六園桂坂口から大人が歩いた場合の時間）

気になるグルメは見つかりましたか？
兼六園近くには、歴史を感じさせるお店からおしゃれで洗練されたカフェまで、さまざまなお店が立ち並んでいます。
ぜひ美しい庭園や周辺観光スポットを巡りながら、ランチやカフェタイムに石川の食も楽しんでくださいね♡