飛騨高山から白川郷ホワイトロードで金沢へ行くモデルコース
白山白川郷ホワイトロード⇨兼六園
広大なブナの原生林と白山連峰を望む白山白川郷ホワイトロード。絶景が続くワインディングロードを走り抜け、紅葉の美しい手取峡谷を楽しみながら、白山信仰の総本山たる白山比咩神社へ。心を清めたその後は、忍者寺、そして日本三名園のひとつ兼六園が待っている。
- 所要時間
- 主な交通手段
- 車
このコースでめぐるエリア
白山白川郷ホワイトロード
限られた期間しか見ることの出来ない絶景のドライブコース
※冬季閉鎖中・全線供用再開は2024年6月中旬予定です※
富士山、立山と共に「日本三名山」と言われる白山。
白山の雄大な自然の中、石川県白山市と岐阜県白川村を結ぶ全長33.3Kmのドライブロードが「白山白川郷ホワイトロード」です。
その白山白川郷ホワイトロードの見どころは多くありますが、ここでは少しだけご紹介します。
石川県側から入って最初に見える滝「しりたか滝」では、急峻な山とその間に見える絹のように白い流れに特色があり、見る角度や水量によって姿を変えます。運が良ければ、滝の中程に虹を見ることができるとか。
蛇谷川峡谷を渡る唯一の橋「蛇谷大橋」は紅葉の頃の景色が山水画のようだとも言われており、時には水しぶきが道路をおおうこともある「ふくべの大滝」はこのドライブロードができたことにより日の目を見た滝。そして「三方岩岳」。三方岩駐車場から登山道を50分ほど登ったところにあり、白山だけでなく立山、穂高岳、乗鞍岳といった北アルプスの山々など360度広がる景色を楽しめるほか、登山道周辺には高山植物やブナの原生林などを見ることができます。
ここに書いたのはほんの一例にすぎません。6月~11月の期間しか見ることの出来ないこの絶景ドライブを楽しんでみませんか?
≪白山白川郷ホワイトロード「温泉に泊まって」片道無料キャンペーン(2023年度は終了しました)≫
自然を満喫した後で温泉でゆっくり疲れを癒すのはいかがでしょうか。
毎年開通期間中、加賀地域の協賛宿泊施設に2名以上で宿泊すると、片道通行料金が無料になるキャンペーンを実施しています。
※詳しくはこちらをご確認ください。
★こちらもどうぞ
紅葉の季節到来!白山白川郷ホワイトロードに行ってみた!
- 住所
- 白山市中宮
- 電話番号
- 076-256-7341
- 営業時間
- 6月上旬~11月10日
・6月~8月
7:00~18:00まで ※出口閉鎖は19:00
・9月~11月
8:00~
※現在折返し供用となるため、
馬狩料金所(岐阜県側)のは8:00~
入口ゲート閉鎖は16:00、
出口閉鎖は18:00。
(通行前に必ず公式ウェブサイトをご確認ください) - 休業日
- 閉鎖期間:11月中旬~6月上旬
※降雪状況により閉鎖期間は変わります。開通時期は公式ウェブサイトで必ずご確認ください。
※荒天時、通行規制が行われます。通行前に必ず公式ウェブサイトで通行可否をご確認ください。
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
ふくべの大滝
迫力満点!ホワイトロード随一の大滝
白山白川郷ホワイトロードの中ほどにある大滝で、沿道随一の名所。落差が86mもあり、時には水しぶきが道路をおおうこともあります。駐車場のすぐ近くに滝つぼがあり、水が断崖を流れ落ち、むき出しの岩に衝突するダイナミックな眺めに思わず歓声を上げる見物客も。
- 住所
- 白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード)
- 電話番号
- 076-256-7341
- 営業時間
- 6月上旬~11月10日(変更有り)、白山白川郷ホワイトロード利用期間中
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
姥ヶ滝
滝が岩肌に沿って落ちる数万条の流れはまるで老婆の白髪
滝が岩肌に沿い数十丈の流れとなって落ちる様が、まるで白髪の老婆が髪を振り乱したように見えることから「姥ヶ滝」の名がついたと言われています。
白山白川郷ホワイトロード内にある蛇谷園地駐車場からブナやミズナラの天然林が広がる蛇谷園地を森林浴を楽しみながら抜け、蛇谷川沿いの遊歩道を20分ほど歩くと目の前に迫力ある姥ヶ滝が現れます。
軽いトレッキング気分を味わった後は、目の前にある「親谷の湯」につかりながら色づいた木々の葉と青空のコントラストと滝の流れを楽しめます。時間を忘れそうになるぐらいに心身ともに癒されます。
ただし、時間を忘れてはいけません。白山白川郷ホワイトロードには通行可能な時間に制限があります。閉門時間に間に合うように出発しましょう。
姥ヶ滝は、1990年に「日本の滝百選」の一つに選定されています。
- 住所
- 白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード内)
- 電話番号
- 076-256-7341
- 営業時間
- 6月上旬~11月中旬 ※白山白川郷ホワイトロード供用期間中
- 休業日
- 白山白川郷ホワイトロード閉鎖時
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
綿ヶ滝
※滝まで降りる階段は、積雪及び工事のため、令和4年7月末(予定)までご利用いただけません。
手取峡谷にある落差32メートルのダイナミックな滝。
まるで綿をちぎって落としたようなので「綿ヶ滝」というのだとか。
駐車場から遊歩道を150mほど行くと展望台があります。手取峡谷と綿ヶ滝を見る絶好のスポットです。
滝のすぐ側まで下りることもできますが、階段は急で、岩場もありますのでご注意ください。
- 住所
- 白山市下吉谷町ホ1-4
- 電話番号
- 076-274-9544
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
手取峡谷
手取峡谷は、手取川の流れがつくりあげた美しい峡谷です。
釜清水(黄門橋)から河原山(対山橋)までの約8キロにわたり、高さ20~30メートルの絶壁が続き、手取川の清流が流れ下ります。
なかでも黄門橋や不老橋からの眺めが一番お薦めです。もうひとつの見どころの綿ヶ滝は、まるで綿が落ちるように流れる美しい滝です。
※動画中のバンガロー、川下りは現在営業しておりません。最新情報については、公式サイト「うらら白山人」をご覧ください。
- 住所
- 白山市釜清水町~河原山町地内
- 電話番号
- 076-255-5310
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
吉野工芸の里
陶芸・木彫・和紙・ガラスなどの先鋭の工芸作家たちが活動している工芸研究所や工房、各種作品が展示してあるパフォーマンス広場やふるさと工房、異業種工芸の交流や市外の人たちも宿泊して創作活動が楽しめるアート&クラフト交流館があり、四季折々の自然の恵みを大きな糧として、文化を発信し続けています。モダン建築のハイテクトイレが完備されています。また、江戸中期に建てられた旧家屋を移築した「鶉荘(うずらそう)」は、文化交流サロンとして自由に見学ができます。
- 住所
- 白山市吉野春29
- 電話番号
- 076-255-5319
- 営業時間
- 10時00分~17時00分
- 休業日
- 火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
白山比咩神社
神聖な木々に守られた神社、縁結びの「しらやまさん」
日本三名山の一つに数えられる白山(はくさん)は、「白き神々の座」として古くから都人たちのあこがれの山でした。
その白山を神体山とする白山比?神社(しらやまひめじんじゃ)は、全国に約3千社もある白山神社の総本宮で、地元では「しらやまさん」とよばれ親しまれてきました。
御祭神・白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、またの名を菊理媛神(くくりひめのかみ)といい、ご縁を「くくる」神といわれます。
樹齢1000年以上の杉やあすなろがそびえる表参道や境内には荘厳な雰囲気がただよいます。
毎月1日は、「おついたちまいり」の参拝者でにぎわいます。
また宝物館には、重要文化財をはじめ多くの文化財が保存されています。
- 住所
- 白山市三宮町ニ105-1
- 電話番号
- 076-272-0680
- 営業時間
- 宝物館拝観時間
9時00分~16時00分(4月~10月)
9時30分~15時30分(11月) - 休業日
- 宝物館:12月~3月冬期休館
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
妙立寺 / 忍者寺
敵を欺く仕掛けがそこかしこに…まるで忍者屋敷のような寺
三代藩主前田利常の命により建てられた祈願所。当時、徳川幕府と緊張状態にあった加賀藩は、幕府の襲撃という万一の場合に備えて、妙立寺に出城、砦としての役割も持たせました。
寺にある井戸の中には、金沢城に続く抜け道があるといわれており、落とし穴となる賽銭箱や、床板を外すと現れる隠し階段、掛け軸の裏にある隠し扉などのそこかしこに敵を欺くための仕掛けがたくさんあります。
茶室は刀や槍が振り回せないように天井が低くつくられています。寺の特徴ともいえる本堂屋根の突端部分に位置する望楼(物見台)からは、見張りのために遠くを見渡すことができます。
外観は2階建てですが実際には7層になっており、部屋は23、階段は29もあります。
このように多くのからくりが施されていることから、別名「忍者寺」とも呼ばれています。迷路のような内部は一度入ったら出られないといわれており、ガイドによる案内が必要です。必ず事前に予約をしてから行きましょう!
にし茶屋街にも近いのでセットで観光するのもおすすめです!
忍者寺に来たなら忍者武器ミュージアムもぜひのぞいてみてください!
- 住所
- 金沢市野町1-2-12
- 電話番号
- 076-241-0888
- 営業時間
- 9時00分~16時00分
- 休業日
- 1月1日、1月2日、法要日(詳しくは電話でお問い合わせ下さい。)
※2024年1月29日(月)~2月4日(日)堂内修理のためお休みいたします
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
犀川大橋
- 住所
- 金沢市片町~野町、千日町
- 電話番号
- 076-220-2469
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
兼六園(国指定特別名勝)
日本三名園の一つ、四季が織りなす多彩な表情
春のサクラ、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りと、四季折々の美しさが訪れる人を魅了する兼六園。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(ミシュラン観光版)で最高ランクの3つ星を獲得したことで、海外からの観光客にも人気のスポットです。「金沢の兼六園・水戸の偕楽園・岡山の後楽園」が日本三名園と称され、国の特別名勝に指定されています。
静かに散策を楽しみたいなら、早朝か夜間に訪れるのがおすすめ。夜に定期的に行われるライトアップは園内を幻想的な空間に演出します。
敷地は約11.4万平方メートルと広大なため、漫然と歩くよりもガイドツアーに参加した方が、見どころを逃しません。当日受付もできますが、事前予約しておけばより確実です。「徽軫灯籠」「唐崎松」「雁行橋」「霞ヶ池」「時雨亭」「夕顔亭」…まだまだある見どころを効率よくめぐることができ、歴史やいわれを知ることで兼六園の魅力が格段にアップします。
着物レンタルも充実している金沢で、日本庭園を背景に記念撮影をしてみてはいかがですか?隣接する金沢城も、兼六園同様、日本情緒たっぷりでフォトジェニックです。
(関連記事)兼六園の見どころや見頃などを開設!
- 住所
- 金沢市兼六町1
- 電話番号
- 076-234-3800
- 営業時間
- 7時00分~18時00分(3月1日~10月15日)、8時00分~17時00分(10月16日~2月末日)
※時雨亭:9時00分~16時30分(最終入亭16時00分、12月29日~1月3日は休亭) - 休業日
- 年中無休(※時雨亭除く)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。