白山観光するならココも!「獅子ワールド館」(獅子吼高原)
石川県白山市獅子吼(ししく)高原にある『獅子ワールド館』。簡単に言えば「色んな獅子が見物できる」のですが、そもそも鶴来地区は獅子頭の生産地としても有名です。
日本はもちろん世界中の獅子を集めてみた結果、このようなアバンギャルドな施設ができあがったようですよ。早速行ってみましょう。
これはもはやパワースポット!? 獅子頭だらけの異世界空間
なんだかお手軽で面白そうな…施設と油断するなかれ。
いやそれはそうなのですが、まずこの建物自体がとてもアーティスティックな木造建築になっていて、思っていたのと少し趣が違います。
個性的な建物とキレイな景色が調和しつつ、内部には世界中の獅子頭が鎮座しているという既存の概念を打ち砕くパラダイムシフト。
「どうしても獅子頭が見たくて…」と思ってやって来る人は現実にはあまりいないと思いますが、パラグライダーやドライブのついでに迷い込むにはうってつけです。
中は一体どうなっているのか。それでは、潜り込んでみましょう。
1階入り口には早速売店がありました。
奥には獅子頭が完成するまでの経過が分かる作例などが置かれています。
こうやって作るのか…ということを念頭に置いて
メインフロアである2階の巨大な獅子頭たちを見るとまた違いますよ
2階に上がると、妻からは「えっ!すごいよこれ!」と悲鳴にも似た感嘆の声が。
まず目を引くのは、この巨大な2頭の獅子頭。日本一大きいという夫婦獅子です。
とにかくデカい…写真でその大きさが伝わりにくいのが口惜しいですが、これを1本の巨木から彫ったというのですから、その想像力と技術力に感動です。
獅子頭の獅子は想像上の生き物で、その国々によって様々な由来があるようです。
いわゆる聖獣として崇められたり、権威性と結びついたり、色んな歴史を背景として、多種多様なデザインの獅子が文化として生まれてきました。
例えば、写真はインドネシアのバロンという獅子です。獅子というにはあまりにも異形。
妻は早速、子どもたちに写真を見せて「悪いことしたらバロン来るよ」と言ってました。
こちらは日本は熊本の獅子頭。日本国内でも地方によって結構デザインが違うんです
それにしてもこの建物、秀逸なデザインで光の入り方がとてもキレイです。
日本の伝統工芸としての獅子頭。そして各国のエキゾチックな獅子たち。
そんな空想と非現実が混ざり合った異空間にあなたも足を踏み入れてみてください。
見方を変えれば、ここはもはやパワースポットです。
基本情報
獅子ワールド館
【住所】石川県白山市八幡町リ110
【電話番号】076-273-8449
【営業時間】10:00~16:30
【定休日】火曜(12月~3月は火・金曜)、年末年始
【駐車場】約250台
- パーク獅子吼
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ライター
ほっと石川旅ねっと体験ライター 椎木
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