「かなざわ観光ガイドタクシー」を利用してみた!


3440ビュー 2021.12.13投稿

「かなざわ観光ガイドタクシー」を利用してみた!

2021年12月3日、「かなざわ観光ガイドタクシー」を利用して金沢の観光名所を巡ってきました!
今回は石川県庁発着の2時間コース。
大和タクシーの認定ドライバー永井さんにご案内いただきました。
永井さんは観光ガイドタクシードライバーになって丸4年。それまでは近江町市場で20年以上働いていたそうです!
各スポットの特徴や歴史をご説明いただけたことはもちろん、車内では地元の方ならではのグルメ情報も沢山教えていただくことができ、とっても楽しい時間でした!

ガイドタクシーの魅力と共に当日の様子をレポートします♪
 
かなざわ観光ガイドタクシー

かなざわ観光ガイドタクシー

金沢の観光施設、文化・歴史等に関する十分な知識を有し、より高いホスピタリティを提供できる認定ドライバーがお客様のご要望に応じて観光地を案内するサービス。
見どころ、コース、時間に合わせた豊富な観光プランを、お得な料金でご用意している。
基本料金 1時間あたり 小型:5,100円
            中型:5,700円
            大型:6,700円
            特大:7,700円
※料金は令和1年10月1日改定
※障がい者の方は割引制度があります。

観光ガイドタクシーの利用は定額料金制。(※高速道路を利用する場合は別途料金がかかります。)HPにはおすすめのコースが沢山掲載されていますが、特にコースを指定せず、時間と希望箇所をお伝えするだけでも良いそうです。予め行きたいところが決まっている場合は指定もできますし、既存コースの中ですでに行ったことのある場所は省いても構いません。

ただし飲食を伴う場所に立ち寄る場合は食事の時間もガイドタクシーの利用時間に入ってしまうため、利用する時間帯やルート順は考慮した方が効率的かも。

今回は「金沢の名所を満遍なく見たい」とざっくりお伝えしたところ、時間内に出来るだけ多くのスポットを周れるよう工夫してくださいました。

宇多須神社(うたすじんじゃ)

まず向かったのがひがし茶屋街の一画にある宇多須神社(うたすじんじゃ)

こちらは最初に前田利家公を祀った神社だそうです。(明治6年以降、現在の尾山神社に遷座されています。)
 
神社には十体の神様が祀られ、そのご利益の多さは金沢一とのこと!
金運上昇、学業成就、悪縁切り、安産、招福開運などなど沢山のご利益があります。

ひがし茶屋街は何度も訪れたことがありましたが、宇多須神社がこのようなパワースポットとは知りませんでした...!
何やら気配を感じるなと思ったら、境内に忍者を発見!!全部で三体あるそうです。

宇多須神社と忍者は特に関係はありませんが、地元の大学生発案で金沢の武家文化を発信しようと企画されたそうです。参拝するだけでなく、忍者が潜んでいると思うと少しワクワクしました。

ひがし茶屋街

宇多須神社を出て、ひがし茶屋街を歩きました。

永井さんが古くからある有名なお茶屋さんや芸妓文化について紹介してくださいました。
途中「箔座ひかり蔵」さんに立ち寄り、店舗奥にある「黄金の蔵」を見学!
金箔約20,000枚を使用しており、純金プラチナ箔と24Kの純金箔で仕上げているそうです。

「箔座」さんの金箔は、中尊寺金色堂や西本願寺、沖縄の首里城などの修復にも使われています。
改めて金沢の伝統技術の品質の高さに感銘を受けました!

 

永井さん曰く、ひがし茶屋街の入り口方面にカメラを向けて写真を撮ると、建物の格子がより綺麗に写るとのことです。

この後、パラパラと雨が降ってきました。裏道に入ったところで永井さんが「ここまで車持ってきます!軒下で待っていてください!」とお声をかけてくださり、走ってタクシーを取りにいってくださいました。

金沢の情緒ある古い町並みは狭い道や一方通行も多いですが、裏通りにも見どころがたくさん!
観光ガイドタクシーであれば地元の交通情報に詳しいドライバーさんだからこそ、可能な限り目的地のすぐ近くで乗降させてくださり、天候の悪い日でも無理なく楽しめます♪
 

兼六園周辺文化の森

雨が強まっていたので、兼六園周辺のエリアは車内から見学し、永井さんに各施設の特徴を解説していただきました。
兼六園を中心とする半径約1kmの範囲の中に、藩政期から近代に至るまでの歴史が集積する文化施設や公園緑地が立ち並んでおり、「兼六園周辺文化の森」という名称がついています。

2020年10月にオープンした国立工芸館もその一つ。東京国立近代美術館工芸館が皇居のほとり北の丸公園から、石川県金沢市に移転されました。その他にも石川県立美術館、石川県立歴史博物館、いしかわ生活工芸ミュージアムなど、工芸・美術に関連する美術館や博物館があり石川の歴史や文化を感じられます。
 

タクシーの車内には、、、

車種にもよりますが、私たちが乗ったタクシーにはUSBポートが2口装備されていました。長時間利用の時には携帯を充電しながら移動も出来るので便利。足元も広く快適です。
雨の多い石川県では傘の携行は必須ですが、車内には傘も常備されていたので3人ともお借りしました。

長町武家屋敷跡

続いて長町武家屋敷跡を散策♪
藩政時代に武士が暮らしていた屋敷跡で、昔ながらの土塀や石畳の小路が残っています。思わずタイムスリップした感覚になるほど、趣のある町並みです。

この日はまだありませんでしたが、冬になると町並みの土塀を雪や凍結から守るために「こも掛け」が行われ、金沢の冬の風物詩ともなっています。周辺には金沢を代表する和菓子屋さんや九谷焼、珪藻土の生活雑貨を取り扱うお店もあり、お買い物も楽しめそうです。

通りに入るすぐ手前でタクシーを降り、永井さんは通りを歩ききったところの駐車場で待っていてくれました。
ドライバーさんに付きっ切りでガイドしてほしい方であればお願いできますし、旅行者同士で自由に周りたければ私たちが行き着く先で合流できるよう工夫してくださるので安心して楽しめます♪

尾山神社

続いて向かったのが尾山神社
鳥居の前でタクシーを降りました。永井さんは本殿裏にタクシーを停めに行ってくださいました。
駐車の心配をすることなく観光できるので楽ちん♪大きい荷物は車内に置いたまま、身軽に周ることができます。

尾山神社は明治6年に創建され、加賀藩祖・前田利家公と正室おまつの方を祀る由緒ある神社です。
全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた「神門」は国指定重要文化財にも指定されており、金沢市のシンボルともなっています。

 
神門の先端にあるのは日本現存最古の避雷針です。
江戸時代までは雷をよける技術が無く、火事がよく発生していました。明治に入ってから建てたこの神門はいち早く西洋の技術を取り入れて建てられたため、日本で一番古いと言われているそうです。


日没後から夜の22:00までは毎日ライトアップがされており、日中とはまた違った幻想的な雰囲気を味わえますよ♪

鼠多門橋

尾山神社で参拝した後、境内を抜けて鼠多門橋を渡りました。
前田利家公を祀る尾山神社と金沢城公園をつなぐ「鼠多門・鼠多門橋」は、金沢城の復元事業の一環として2020年7月に完成。明治期に焼失して以来、約140年ぶりに復元されました。

この門と橋の完成で、長町武家屋敷跡、尾山神社、金沢城公園、兼六園、本多の森公園を結ぶ「加賀百万石回遊ルート」が誕生し、気軽に城下町巡りが楽しめるようになりました。
 

玉泉院丸庭園(金沢城公園)

鼠多門から金沢城公園に入り、玉泉院丸庭園へ。
広大な敷地に美しく整備された庭園が広がり、どの角度から見ても魅了されます。雪吊りの佇まいと冬の凛とした空気に背筋がピンと伸びました!

石川県庁到着!

あっという間に2時間が経ち、無事石川県庁に到着!

ドライバーの永井さんは観光名所の知識だけでなく、観光バスでは入れない穴場スポットやガイドブックには載っていないような隠れた名所、地元ならではの美味しいお食事処を知り尽くしており、県内在住の私たちでさえ新しい発見や気づきのある旅となりました。

全て自分で調べて周遊するよりも時間を短縮できますし、会話の中で当日になんとなくここに行きたいという希望にも柔軟に対応してくださるので、安心してお任せできますよ。

今回は「かなざわ観光ガイドタクシー」を利用しましたが、石川県全域に観光ガイドタクシーのサービスがあります。目的地や旅のご予定に合わせて、是非利用してみてください♪