津幡城趾

つばたじょうあと
 1183(寿永2)年の源平合戦の時、倶利伽羅峠の一戦を前に、平維盛配下の平家軍が津幡に陣をとり、街道を見下ろすこの地(大西山)に砦を作ったといわれています。
 1576(天正4)年には、上杉謙信が越中から入って津幡に陣を取り、七尾城を平定する足掛かりとしたと伝えられています。
 1583(天正11)年、前田利家が支配するようになり、越中に対する備えとして城を築き、弟の前田秀継に守らせました。
 1584(天正12)年、佐々成政が末森城を攻撃した時、利家は秀継と末森城救援のための軍議をこの津幡城で開いています。
 のちに利家が加賀・能登・越中三国を支配するようになると、この城は廃城となりました。
 1964年5月7日に、津幡町文化財(史跡)に指定されました。
住所 〒929-0326 石川県河北郡津幡町清水
電話番号 076-288-2125(津幡町生涯教育課)
料金無料
交通アクセス(車)IR津幡駅より車で10分
北陸自動車道金沢森本ICより車で15分
交通アクセス(公共)金沢駅よりJR七尾線で本津幡駅下車、徒歩10分
金沢駅よりJR七尾線又はIRいしかわ鉄道線で津幡駅下車、津幡駅より津幡町営バスにて「パピィ・1通り」下車、徒歩7分
駐車場あり

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