のとじま水族館の見どころ・料金・ジンベエザメ最新情報まとめ【2025年版】
青い海に囲まれた石川県・能登島にある「のとじま水族館」は、イルカショーや海の仲間たちとのふれあい体験が楽しめる、全国にファンを持つ人気スポットです。
2024年1月の能登半島地震では大きな被害を受けましたが、2025年3月22日に完全復活を遂げ、元気に営業を再開しました!
今回は、パワーアップした「のとじま水族館」の魅力をたっぷりとご紹介します。
特別情報:令和6年能登半島地震の影響について
2024年1月、能登半島地震は「のとじま水族館」にも大きな被害をもたらしました。園内の通路が一部陥没し、配管の破損によって漏水や浸水が発生。さらに断水という厳しい状況にも見舞われました。
スタッフの方々は、生き物たちを安全な場所へ避難させたうえで、復旧作業に尽力されました。
現在は、被災当時の写真や復旧までの歩みを紹介する展示が設けられ、当時の困難や再建への想いが伝えられています。全国から寄せられた温かな支援が、スタッフの方々や生き物たちを力強く支えてくれたことを、改めて実感できる内容です。
2024年7月20日に一部エリアが営業を再開し、そして2025年3月22日、ついに全館が待望のオープン。のとじま水族館は、『完全復活』を遂げました!
館内には復活を祝う装飾が施され、スタッフの方々からのメッセージがスライドショーで流れています。
訪れた方へ「もう大丈夫。また思いきり楽しんでね!」という想いがしっかり伝わってきます。
のとじま水族館とは?基本情報と最新の展示
石川県・能登島にある、県内唯一の大型水族館「のとじま水族館」では、およそ350種類の生き物たちが来館者を迎えてくれます。
北陸最大級の展示施設『ジンベエザメ館 青の世界』では、悠然と泳ぐジンベエザメの迫力に、思わず息をのむことでしょう。
また、元気いっぱいのイルカショーや、かわいらしいペンギンたちのお散歩も大人気。
さらに「のと海遊回廊」では、勢いよく泳ぐ魚たちとプロジェクションマッピングが融合し、まるで海中を散歩しているかのような、ワクワクする体験が楽しめます。
震災から営業再開までの歩みは、当時の被害状況を伝える写真やイラストとともに紹介されています。
支援してくださった皆さまへの感謝の言葉に加えて、「さらにパワーアップしていきます!」という力強いメッセージも添えられており、スタッフの前向きな想いが伝わってきます。
ジンベエザメは見られる?展示再開の背景と現在の様子
水族館の見どころのひとつ『ジンベエザメ館 青の世界』では、世界最大の魚類・ジンベエザメが、今日も悠然と泳いでいます。
震災の影響で一時は“主役不在”となり、心配の声も寄せられましたが、2024年10月に新たな仲間が加わり、展示はさらにパワーアップしました!
水量1,600トンを誇る巨大水槽には、上から下まで計8カ所の観察スポットが用意されています。
見上げても、見下ろしても、横からのぞいてもジンベエザメと多彩な魚たちが織り成す“青の世界”に、思わず引き込まれることでしょう。
まるで海中を散歩しているような没入感を、ぜひ現地で体験してみてください。
『ジンベエザメ館 青の世界』の出口付近には、震災後に全国から寄せられた応援メッセージがずらりと並んでいます。
その声に応えるように、飼育員の皆さんからの「ありがとう」の言葉も添えられており、思わず胸が温かくなる空間です。
料金はいくら?チケットの購入方法も解説
入館料の詳細は下記をご確認ください。
お得に利用できる日もあるので、是非チェックしてくださいね!
■水族館入場料
【通常料金】
一般(高校生以上) | 1,890円 |
中学生以下(3歳以上) | 510円 |
以下の方は、チケット購入不要となります。
・身体障がい者手帳、精神障がい者手帳、療育手帳をお持ちの方、障がい者アプリ提示の方(付添いの方1名様も無料の場合があります)
・石川県プレミアムパスポート所持者(3子世帯用に該当する中学生以下の方)
・こどもの日(中学生以下の方)
・敬老の日(65歳以上の方)
・正月三が日(中学生以下の方)
・県民育児の日:毎月19日(保護者とともに入場する中学生以下の方)
・3月20日~4月6日(新小学1年生)
■チケット購入方法
・水族館の販売所
・のとじま水族館HPからのオンライン購入
今どんな展示がある?水族館の現在の様子
館内では、イルカショーをはじめ、ペンギンのお散歩タイムやアザラシのお食事タイムなど、見逃せないイベントが盛りだくさん!まずは入口のスケジュール掲示板やパンフレットをチェックして、気になるショーはしっかり押さえておきましょう。
■イルカ・アシカショー
豪快なジャンプやパワフルなスピード泳ぎに、思わず「わぁ!」と声が出るほど感動します。キュートなダンスやボール遊びも織り交ぜながら、ショーの最後までワクワクが止まりません。
■ペンギンのお散歩タイム
ペンギンたちがお散歩する様子を、すぐ目の前でじっくり観察できます。途中の休憩タイムには、飼育員さんが「この子はマイペース」「この子は好奇心旺盛」といった個性紹介もしてくれるので、ますます愛着がわくこと間違いなしです。
■のと海遊回廊
大きな一体型アクリル水槽の中をぐるぐると泳ぐ魚の群れと、プロジェクションマッピングの演出で、まるで海の中を歩いているような気分に!
カラフルな映像が魚たちの動きとシンクロし、思わずスマホを構えたくなる美しさです。観察ドームに入れば、目の前をビュンと横切る魚群を間近で体感することもできます。
■クラゲの光アート
天井まで届く大きな水槽の中、幻想的な光に包まれてゆったりと漂うクラゲたちの姿を観察できます。
さまざまな角度から眺められるので、傘がふわっと開く瞬間や、細く繊細な触手の揺れまでしっかりと捉えられます。つい時間を忘れて見入ってしまう、癒しのエリアです。
■魚の感覚展(8月31日まで)
「魚の感覚展」には、思わず「へぇ〜!」と言ってしまうような発見がいっぱい。魚たちのふしぎな習性や「なんで?」の疑問が楽しく学べて、大人も子どももおさかな博士気分になれます。
行く前に知っておきたい!営業時間・アクセス情報
【開館期間】
1月1日~12月28日 (12月29日~31日は休館)
【開館時間】
3月20日~11月30日 | 午前9時~午後5時 |
12月1日~ 3月19日 | 午前9時~午後4時30分 |
※入館は閉館の30分前までです。
【アクセス】
▶車:
金沢・福井・大阪方面 | 金沢森本IC→のと里山海道→徳田大津JCT→能越道 和倉IC下車、和倉温泉経由で能登島大橋を渡り約15分 |
富山・名古屋・東京方面 | 小矢部砺波JCT→能越道 七尾城山IC下車、和倉温泉経由で能登島大橋を渡り約15分 |
※道路状況などにつきましては、事前にご確認をお願いいたします。
▶公共交通:和倉温泉駅よりバスで約30分
▶駐車場:無料(約1,100台)
館内には、七尾湾を一望できるレストランとおみやげショップも併設されています。
ショップには、水族館オリジナルの雑貨やぬいぐるみ、おみやげスイーツなどがずらりと並び、どれにしようか迷ってしまうほどの充実ぶりです。なかでも、イルカやジンベエザメのグッズは大人気!さらに、再スタートを記念した「復興ステッカー」も販売中です。能登島・イルカ・ジンベエザメが描かれたキュートなデザインで、1枚330円(税込)と手に取りやすい価格になっています。
のとじま水族館を訪れたら立ち寄りたい!周辺のおすすめスポット
のとじま水族館をたっぷり楽しんだあとは、周辺の立ち寄りスポットで旅の楽しみをさらに広げてみませんか?能登島や和倉温泉エリアには、家族連れからカップルまで楽しめる魅力的な施設がそろっています。どのスポットも車で30分圏内なので、水族館とあわせて1日コースにもぴったりです!
まとめ
能登島の豊かな自然をまるごと感じられる「のとじま水族館」。
震災前と変わらない多くの生き物たちが、スタッフの皆さんの温かな想いが込められた展示で迎えてくれます。幻想的なライティングと、愛嬌たっぷりの生き物たちに囲まれて、きっと心がほっと癒やされるはずです。『完全復活』を遂げたのとじま水族館へ、ぜひ能登旅のきっかけに立ち寄ってみてください。
それは、スタッフの皆さんが心から届けたいメッセージでもあります。
基本情報
のとじま水族館
住所:〒926-0216 石川県七尾市能登島曲町15部40
電話番号:0767-84-1271(代)
営業時間:9:00~17:00(3月20日〜11月30日)
9:00〜16:30(12月1日〜3月19日)
※入館は閉館の30分前まで
休館:12月29日~31日