能登半島・穴水町観光|奥能登の自然の恵みを生かした特産品探しと古刹見学
旅好きで、仕事でもプライベートでもほぼ全国に足を踏み入れています。
各社の観光情報誌にライターや編集として関わっていますが、
仕事であっても、自分も楽しみながら巡るのがMyトラベルスタイル。
その土地ならではのふれあいがあって、「旅」ってほんとうにいいですね!
スタートはのと鉄道の終着駅、穴水駅から
古くから大陸文化の入口として栄え、鋳物文化や古刹など、往時が偲ばれる歴史スポットが残ります。近年は、「まいもんまつり」に代表されるグルメの町として、冬のカキ料理など、まいもん(うまいもの)のイメージが定着。
そんな穴水の豊富な食材や自然を気に入って移り住む移住者も増え、今回のウルシ染めの体験はUターンされた友禅作家さんが教えてくれます。
まずは穴水駅に立ち寄り、観光パンフレットを入手しましょう。
穴水町物産館『四季彩々』でグッズをゲット!
ただ今回のコースはバスではアクセスしにくいため、金沢から車がおすすめ。のと里山海道を走り「越の原IC」または「穴水IC」で降りて、穴水駅には5分ほどで着きます。
四季彩々のこだわりみやげは、「かきの佃煮」(650円)。日本海側最大のカキの養殖産地である能登半島のカキは、小ぶりでも濃厚な味で知られており「能登かき」ブランドとして県内外にその人気が広がっています。通年販売(冷凍)のかきの佃煮は、お酒にもご飯のお供にもぴったり!
ほかにも、なんと珍しい「ぶどう葉茶」がありました!穴水産のワイン用ブドウ、ヤマソーヴィニヨンの葉を100%使ったハーブティです。ぶどう葉茶(各1,296円)は、ワインの産地ならではですね。
穴水町物産館 四季彩々(あなみずまちぶっさんかん しきさいさい)
【住所】石川県穴水町大町チの41-6
【電話番号】0768-52-3333
【定休日】なし
【営業時間】9:00~17:30
【駐車場】36台
››穴水町物産館 四季彩々の詳細はこちら
苔むした境内と国指定重要文化財の石造五重塔を拝観『明泉寺』
明泉寺(みょうせんじ)
【住所】石川県穴水町明千寺ル-18-1
【電話番号】0768-57-1353
【定休日】なし
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】300円
【駐車場】20台
››明泉寺の詳細はこちら
染色のプロが教える、珍しいウルシ染めの体験『新谷工芸』
30年ほど前からは能登の草木を使った草木染め教室を開催。今回体験するのは、奥能登・輪島のウルシを使うウルシ染めの体験です。
能登半島先端にある輪島市で生産される輪島塗は堅牢・優美で、高級漆器としてその名が世界にも知られています。輪島の山間地に植林されているウルシの木を細かく砕いて作るウルシチップを原料にしたウルシ染め。ウルシを使って染めるのは日本でも数少なく、まさに世界にひとつだけのハンカチづくり。わくわくしますね。
体験では衣服や靴が汚れる可能性があるので、エプロンやサンダルなどの無料貸し出しもしています。気になる方は、予め申し出てくださいね。
布の種類はほかにもバンダナやストールもあり、麻や綿麻、絹などがあります。
新谷さんご夫婦もとても優しくて、また違う染め物体験をしてみたいなと思いました。
新谷工芸(しんたにこうげい)
【住所】石川県穴水町宇加川ル77-6
【電話番号】0768-57-1189
【定休日】月曜(祝日の場合は翌日)
【営業時間】9:00~17:00(体験スタートは10:00、13:00、15:00)
※所要時間は約2時間
【駐車場】3台
【体験料金】ウルシ染めハンカチ1,000円~、草木染めハンカチ1,000円~。基本は4名から受付で6歳以上が対象(1~3名の場合は要問合せ)
【実施期間】通年営業(月曜休館)
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