伝統工芸&クラフト好き必見、金沢土産探し+αの旅|石川県金沢市


273ビュー 2023.04.25投稿
ほっと石川旅ネットの体験ライターの椎木です。
兼六園、金沢城、金沢21世紀美術館。
超人気観光スポットがひしめき合う金沢市街地の中心部。金沢を観光するなら誰もが一度は降り立つであろうこのエリアで、今回は工芸・クラフトに注目して、スポットを巡ってみようと思います。

まずはここから!金沢を代表する工芸博物館へ

知ってる人はよく知っていますが、実は金沢は麗しき工芸の街。伝統工芸はもちろん、現代的なクラフトも盛んで、工芸・クラフトに関連する施設やショップが点在しています。
まずは石川県の伝統工芸をまるっと知るにはうってつけ、『いしかわ生活工芸ミュージアム』へやってきました。
日本三名園で有名な兼六園の隣なので観光のついでに気軽に立ち寄れます!
石川県の伝統工芸に関する常設展示や企画展示を見ることができ、立派なミュージアムショップまで併設されています。
こちらでは石川県の伝統工芸を身近に感じられる体験プログラムが開催されていますので、参加してみようと思います。

常設の体験プログラムは、水引きぽち袋、繭細工、組子のコースター、太鼓の端材で作るカスタネットから選べます。いずれも、小さいお子さんでも体験可能。石川県の伝統工芸ゆかりの品としてかわいいお土産にもできちゃいます。
5歳の息子は太鼓の端材で作るカスタネットを作ることにしました。使用するのは「浅野太鼓」という白山市にある創業400年の老舗太鼓屋さんで作られる太鼓の木をくり抜いた際に出る端材です。

作れるデザインはこの3種類。ピアノに通い始めたばかりでカスタネットを使うことのある息子にぴったり!左端のたぬきデザインに決めました。
作り方の説明を受ける息子。5歳にも分かりやすいようにとても丁寧に説明してもらい、色々フォローしてもらって大変おそれいります。真剣な顔をしているわが子を眺めるのは楽しい…
こうやって、たぬきの顔を作っていきます。
息子はこのような制作体験を何度もやっていますが、家庭で遊んでいるときとは違う表情が見ることができますし、そんなこともちゃんとできるのね!という感動を覚えます。今回も非常に楽しんでくれています。小さいお子さんのいるご家庭にぴったりかと。
次男もやりたくなって暴れだしました。これもいつもの光景です。
たぬきの顔に自由にペイントして、紐を通せばあっという間に完成です。所要時間は約20分。
みんなで鳴らしてみます。手触りの良い木材に、太鼓の鋲を使ったカスタネット。こんな優しい音がするんだ!息子も大満足です。
こちらは1階無料エリアにあるミュージアムショップ。現代作家さんの作品もたくさん置いてあって見てるだけで楽しい!
伝統工芸品がいかに現代の生活に受け継がれ、守られているかを感じることができます。
単なる芸術とも違う生活に寄り添った美しき意匠、これが工芸品の素晴らしさですね。
2階の展示フロアへ。ここには加賀友禅や九谷焼、山中漆器、輪島塗など、石川県のあらゆる伝統工芸・全36業種が展示されています。
この記事では語りつくせないような歴史と伝統、技術の粋。どことなく金沢らしさを湛えた工芸の数々。
息子たちも意外と興味が沸いたようで、熱心にのぞき込んでいます。
先で紹介したかわいい制作体験の他にも、いしかわ生活工芸ミュージアムでは、職人さんを招いたりして様々なワークショップが定期的に企画され、実施されています。是非、どんなものがやっているかHPを覗いてみてください。
いしかわ生活工芸ミュージアム

いしかわ生活工芸ミュージアム

【住所】石川県金沢市兼六町1-1
【電話番号】076-262-2020
【営業時間】9:00〜17:00(入館は16:45まで)
【定休日】4月〜11月:第3木曜、12月〜3月:木曜(祝日は除く)、年末年始
【駐車場】約12台

《体験プログラム》
【体験受付時間】9:00~11:00、13:30~16:00
【体験時間】約20分
【体験料金】600円(太鼓の端材で作るカスタネット)
 ※水引きぽち袋及び繭細工は500円、組子のコースターは1,000円。
【体験期間】通年
››いしかわ生活工芸ミュージアム の公式サイトはこちら

金沢21世紀美術館隣!金沢工芸のセレクトショップへ

さて、今度は金沢の作家さんの現代クラフトを扱っている『金沢・クラフト広坂』へやって来ました!
金沢21世紀美術館に隣接しているので、観光ついでに寄るにはぴったりの場所です。
由緒正しい伝統工芸品だけでなく、そのエッセンスを受け継いだ色んな作家さんのクラフト雑貨がセレクトされています。
ピアスやネックレスなど、おしゃれで小粋なアクセサリーもたくさん!
九谷焼や漆器、手鞠、水引…、
金沢らしい和雑貨が豊富で、お土産選びにも最適な場所です。
こちらは水引細工のアクセサリー。老若男女が楽しめる品揃えです。
ついつい長居して、ひとつひとつじっくり眺めてしまいます。
妻が気に入ったのはこれでした。かわいい待ち針!
「加賀毛針」の老舗『目細八郎兵衛商店』の品です。
2階はギャラリーフロアになっていて、定期的に入れ替わる企画展をやっています。
金沢21世紀美術館の周辺は見所がたくさんですが、素敵なギャラリーやショップも多いんです。
是非、寄ってみてお気に入りの金沢クラフトを探してみてください!
金沢・クラフト広坂

金沢・クラフト広坂

【住所】石川県金沢市広坂1-2-25
【電話番号】076-265-3320
【営業時間】10:00〜18:00
【定休日】月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
【駐車場】なし
 ››金沢・クラフト広坂 の公式サイトはこちら

武家屋敷の資料館で前田家の歴史を知る

最後は、金沢の中心地である香林坊から一筋入ったところにある「長町」にやってきました。
長町は、加賀藩の要職を担っていた八家ある門閥のうち長家(ちょうけ)から名付けられた武家屋敷の町。当時の町並みがそのまま現代に残っているような素敵なエリアです。
 
その長町武家屋敷の一角に『前田土佐守家(まえだとさのかみけ)資料館』はあります。
加賀藩前田利家の次男・前田利政を家祖とする前田土佐守家が所蔵する貴重な資料を展示しています。歴史好きには垂涎ものの施設です。
 
当時の金沢城周辺の地図。遙か遠い昔に心を馳せると、加賀百万石と言われた壮大な町並みが目に浮かんでくるようです。いや、ごめんなさい言い過ぎました。でも、何だかロマンを感じる…それくらいで良いんです。
由緒正しき武家の所蔵する貴重な武具、屏風、書状…
歴史に詳しくない人でも大丈夫ですよ。これらが纏う歴史の深さに何となく感嘆する。そういうざっくりとした感性が大切です。
圧巻の金沢城下絵図。江戸時代後期に作られたようですが、武家屋敷の配置が視覚的にわかりやすいように色分けがされています。
前田土佐守家が、このような歴史的な資料を意図的に大切に保存してきたことが窺えます。
なんと、2階には子どもたちも楽しめるように大きなすごろくが。
繁華街からも近い観光地である長町。歴史情緒溢れるこの町だからこそ、アカデミックに歴史に触れてみるのも良いですよ。
前田土佐守家資料館

前田土佐守家資料館

【住所】石川県金沢市片町2-10-17
【電話番号】076-233-1561
【営業時間】9:30〜17:00(入館は16:30まで)
【定休日】月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
【入館料】一般310円、65歳以上210円、高校生以下無料、団体(20名以上)260円
【駐車場】なし(車椅子用駐車場のみ2台有り)
 ››前田土佐守家資料館 の公式サイトはこちら

これで今回の旅はおしまい。
金沢の工芸品は素敵なお土産にもなりますからおすすめですよ!