海月寺

【曹洞宗】海の百万石で有名な銭屋五兵衛の屋敷に女中として奉公していた五郎島出身のお鉄という人が河北潟埋立事件で処刑され没落した銭五の菩提を弔うために出家して尼僧となり、名前も鐵悟道珍尼と改め明治16年8月に建立したお寺です。内陣横には銭屋五兵衛の木造が安置されておりまた五兵衛の着衣も保存されております。境内後ろの墓地には銭五の三男で河北潟事件の主人公磔になった悲劇の要蔵の墓があります。このお寺の二階には金石登記所に勤めていた若き日の室生犀星が下宿していた部屋が当時のまま残されております。10か月程度の短い期間でありましたがその後の犀星の文学に大きな影響を与えたとされ、その頃に犀星が詠んだ「寒菊を束ねる人もない冬の日」の句碑が境内に建てられています。金石町小学校の校歌は犀星が作詞されたものであり、金石町の景色が美しく詠われており、犀星文学の薫りはいまもこの金石の地に受け継がれています。

※能登半島地震の影響で、現在拝観不可となっています。


タグ

エリア
金沢市
金沢
カテゴリー
#歴史・文化
旅のテーマ
#神社仏閣

基本情報

所在地
〒920-0338 石川県金沢市金石北1-19-20
アクセス(車)
金沢駅から約20分
金沢西ICから約15分、金沢東IC・金沢森本ICから約20分
アクセス(公共)
北陸鉄道路線バス「金石北」バス停から徒歩約1分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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