レトロモダンな近代建築を巡ってみた!


1485ビュー 2022.05.06投稿

金沢にはレトロな建築物がたくさん!

※このブログは2022年3月時点の情報です。

実は金沢には、建築好きやレトロな建物が好きな方が楽しめるスポットが豊富なのです!
重要文化財に登録されている歴史的なものから、近代的な意匠の凝らされたものまで、まったく主張せずに、金沢のまちにサラッとあったりするのです♪
そこで今回は、そんな金沢の魅力あふれる建築物たちを求めて散策しました!
金沢の近代を代表する洋風建築を訪ね、当時の文化やまちの雰囲気を体感してみましょう♪

城下町のシンボル「石川四高記念文化交流館」へ

はじめに、いしかわ四高記念公園内にある「石川四高記念文化交流館」に行きました!赤レンガのモダンな建物が目を引きます!
明治26年(1893)から約60年間、旧第四高等中学校本館として使われたこの建物は、閉校後、金沢大学や石川県立郷土資料館などとして使用されてきましたが、現在は、四高と四高生を育んだ風土と時代、歴史と伝統を伝える展示に加え、旧四高の教室を多目的に利用できる「石川四高記念館」と、石川県ゆかりの文学者の資料を展示する「石川近代文学館」で構成されています。
「石川四高記念館」は無料で入場でき、4つの展示室が用意されています。
「四高展示室」では、四高及び四高生の開校からの歴史が展示されています。当時使用されていた制服など貴重な資料が揃っており、当時の学生生活の様子が分かります!
展示室での写真撮影は禁止されていますが、廊下や階段などの館内の雰囲気を撮影することはokです。天井の高い廊下から、誇りと伝統を感じました~。

石川四高記念文化交流館

〒920-0962 石川県金沢市広坂2-2-5
【料金】
 ●石川四高記念館:無料
 ●石川近代文学館:一般 370円(団体 290円)、大学生 290円(団体 230円)、高校生以下無料(特別展示中は、料金が変更となる場合があります) 
 ※団体は20名以上
【営業時間】
 ●多目的利用室・レトロ体験室:9:00~21:00
 ●展示室:9:00~17:00(入館は16:30まで)
【定休日】
 年末年始(12/29~1/3)
 ※展示入替等で休館する場合あり

旧県庁をリニューアルした「しいのき迎賓館」へ

つづいて訪れたのは、「石川県政記念しいのき迎賓館」!
周辺の総合観光案内や、レストラン・カフェ、会議室、ギャラリーなどの、憩い・交流の空間を備えた施設です♪実は、しいのき迎賓館は、大正13年 (1924)以来、長く石川県政の歴史を刻んできた「旧石川県庁舎本館」なんです!大胆にリニューアルし、平成22年(2010)4月に「しいのき迎賓館」として生まれ変わりました!正面の広坂通り側は、樹齢300年(推定)の堂形のシイノキと一体となった格調の高い外観や、大正ロマンを感じさせる玄関ホールの雰囲気が残され、一方、金沢城公園側は、全面ガラス張りとなっており、新旧が融合したデザインとなっています!!
さっそく館内に入ってみました~♪
しいのき迎賓館の内部は、建築当時と変わらない大理石張りの中央階段などがあり、旧石川県庁舎としての価値が残っていました!
1Fのセレクトショップでは、職人の手仕事を大切にしながら、その価値を日常生活に取り入れることができる良質な“クラフトプロダクト”が取り揃えられていました!
2F レストランの「ジャルダン ポール・ボキューズ」は、フランス・リヨンで50年以上も、世界的グルメガイドブックの三つ星を獲得し続けている世界最高峰のフレンチレストラン『ポール・ボキューズ』の料理を受け継ぐレストランです!ここでは、リヨン本店から受け継がれたスペシャリテに加え、石川の大地の恵みを活かして創造された、季節感あふれる極上のフランス料理を味わえます♪

石川県政記念しいのき迎賓館

〒920-0962 石川県金沢市広坂2-1-1
【料金】入館無料
【営業時間】9:00~22:00
【定休日】年末年始(12月29日~1月3日)

石川の歴史と文化を知る「石川県立歴史博物館」へ

次に向かったのは「石川県立歴史博物館」!
「石川県立歴史博物館」は、石川の古代から近代までの歴史と文化を知ることができます。この建物は明治の終わりから大正の初めにかけて陸軍兵器庫として建てられ、戦後は金沢美術工芸大学の校舎となった後、1986年に博物館として生まれ変わりました。1990年には歴史的建造物の保存と再利用が評価され、国の重要文化財に指定されています。

 
なんと同館には、約17万点あまりの所蔵品が!これらの所蔵品を、展示替えをしながら公開しているそうです。
展示品以外にも、加賀藩の大名行列を映像・人形で楽しく学べるコーナーや、石川県のお祭りを大型3面スクリーンで体感できるコーナーなど、体験・参加型の展示が多くあります!
フリー(無料)ゾーンも新設され、お子さんでも楽しく体験できるようなコーナーも充実しています。また、ミュージアムショップでは、「金沢城二の丸絵図」や「金沢城下図屏風」を購入することもできます。歴史好きさんは必見です!

石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)

〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1
【料金】
 常設展:一般300円(団体240円)、大学生 240円(団体190円)、65歳以上240円、高校生以下無料
 ※団体は20名以上
 加賀本多博物館との共通券:一般500円、大学生400円、高校生以下無料
 ※特別展は別途料金 常設展と特別展のセット料金もあり
【営業時間】9:00~17:00(展示室への入室は16:30まで)
【定休日】年末年始、資料の展示替・整理期間

暮らしの変化を見ることができる博物館「金沢くらしの博物館」へ

次に向かったのは、飛梅町にある「金沢くらしの博物館」!
金沢くらしの博物館の建物は、明治32年(1899)に、石川県第二中学校(後の金沢市立紫錦台中学校)の校舎として建てられました。
三尖塔(さんせんとう)を持つ入り組んだ屋根、玄関の車寄せ、上げ下げ窓、胴蛇腹、ランプ吊りなど、明治時代の西洋風木造学校建築を今に残したレトロで貴重な建物です♪あちこちに施された透かし彫りや、幾何学模様の天井もありました!特徴的な尖塔があることから金沢市民から「三尖塔校舎」の名前で現在も親しまれているそうです!
館内では、戦前の暮らしと戦後の暮らしに分かれて展示されており、町家のくらしを思わせる生活用品や、戦後の大きな生活様式の変化を象徴する電化製品、金沢の人生儀礼や年中行事などに使われた品々、そして職人道具などが2万点ほど展示されています!旗源平などの郷土玩具、花嫁のれん、昭和中期のおままごとセットやブリキのおもちゃも展示されており、昔はこんな遊び道具があったんだ~と興味津々に見ていました!
町家のベンガラ塗りの赤い壁の座敷や昭和の茶の間を巡りながら、金沢の人々の生活の移り変わりの様子を見ることができます。
昔の遊び道具、着物なども置いてあり、自由に体験可能です!
めんこも置いてありました~!
当時の教室を再現した展示室もあり、明治時代にタイムスリップしたような気分を味わえました!

金沢くらしの博物館

〒920-0938 石川県金沢市飛梅町3-31
【料金】
 一般310円、団体(20人以上)260円、65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人210円、高校生以下無料
【営業時間】
 9:30~17:00(入館は16:30まで)
【定休日】
 月曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始、展示替期間

日本モダニズム建築の空間にふれる「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」へ

最後に訪れたのは、にし茶屋街から広小路交差点、蛤坂を登った先にある「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」!
金沢出身の建築家・谷口吉郎氏の代表作である迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の広間と茶室を忠実に再現して展示してあり、建築と都市がテーマのミュージアムです!
建物は、谷口吉郎氏の息子で世界的建築家の谷口吉生氏が設計したそうです。谷口吉郎氏の住居跡地に2019年に開館しました!寺院の多い界隈で目を引く、長方形を重ねた外観が特徴的でした~♪
施設には、ミュージアムショップやカフェも併設されているため、にし茶屋街と合わせて訪れたいスポットです!

「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」

〒921-8033 石川県金沢市寺町5-1-18
【料金】
 一般310円、団体(20人以上)260円、65才以上または障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人210円、高校生以下無料
 ※特別展示料金の場合あり
【営業時間】
 9:30~17:00(入館は16:30まで)
【定休日】
 月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日、展示替え期間