能登町の飾らない日常と酒造りの魅力を知る旅をご紹介♪


472ビュー 2022.03.01投稿
日本酒造りの技能集団の統率者は「杜氏(とうじ)」と呼ばれます。中でも、石川県の能登杜氏は日本四大杜氏にも数えられており、何百年もの間、伝統の技が受け継がれてきました。
そんな”能登杜氏”の発祥の地である能登町。このコースでは、明治元年創業の『松波酒造』での「酒蔵⾒学&⾓打ち体験」や、『⽇本海倶楽部』での「地ビール⼯場⾒学」を通して、奥能登の豊かな⾃然の恵みに裏打ちされた美酒と⾷⽂化を堪能できます。
心置きなくお酒を楽しむためにも、タクシーを予約するのがおすすめですよ♪

能登町旅に参加してくださったお二方をご紹介!

【山根ひとみさん】
フードコーディネーター。農商工連携・6次産業化アドバイザー。地域特産品を使った商品開発やメニュー開発を行う。農作物や農家を守るために狩猟免許を取り、有害鳥獣捕獲隊員としてイノシシを捕獲し、ジビエの有効活用の提案も行う。

【土屋香奈さん】
トラベルフォトライター。フリーランスとして女子旅をメインに、WEBメディアでの執筆・編集、フォトグラファー、ディレクター、講師業など多岐に渡り活動中。 「いしかわ観光特使」も務めており、金沢のホテルやグルメ、カフェ情報にも精通している。

能登の人々の暮らしに密着した鍛冶屋へ!

能登町巡りは料理上手が注目する、宇出津の『ふくべ鍛冶』からスタート。刃物や鍬など能登の人々の暮らしに密着した道具作りで知られています。
人気は「能登マキリ」。包丁として、またガーデニングにも使える万能な一本はあまりの人気で、注文してから手に入るまで2年待ちとか。
中には「サザエ開け」や「イカ割き包丁」、イノシシの処理専用の刃物もあり、狩猟もする山根さんは興味津々。「地元にこんなにいいものがあったなんて!」 包丁の修理をオンラインで受け付けるサービス「ポチスパ」も評判です。

ふくべ鍛冶

住所:〒927-0432 石川県鳳珠郡能登町字宇出津新23
電話番号:0768-62-0785 
営業時間:9:00〜17:00
定休日:日曜 
交通アクセス(車):金沢から車で約2時間(のと里山海道「のと里山空港IC」下車)
交通アクセス(公共):のと里山空港から「ふるさとタクシー」で約30分
駐車場台数:2台 

海岸沿いの無添加パン&カフェでひとやすみ♪

続いて、静かな海岸沿いに立つ『能登パン』へ。地元の塩や野菜、果物をふんだんに取り入れ、無添加で保存料を使わないパンが評判です。
順次焼き上がる約35種類の中でもトーストしたときのパリッとした食感が楽しめる食パンや「能登の塩パン」が人気。2階はソファやテーブルのあるカフェスペースになっていて、窓いっぱいに広がる日本海と空を眺めつつ寛げますよ。

能登パン

住所:〒927-0441 石川県能登町藤波27-123-4
電話番号:0768-84-5120 
営業時間:9:00〜18:30
定休日:水曜 
交通アクセス(車):金沢から車で約2時間30分(のと里山海道「のと里山空港IC」下車)
交通アクセス(公共):のと里山空港から「ふるさとタクシー」で約30分
駐車場台数:6台 

地ビール工房の見学&昼からビールで乾杯♪

昼食は海を見下ろす高台にあるビアレストラン『日本海倶楽部』で。「景色もいいし、子どもたちも喜びそう」と土屋さん。
食事の前に、併設されているビール工房の見学(要予約)をしました。モルトの香りと熱気を浴び、ビールが飲みたくなったところでレストランへ。
能登の豊かな食材たっぷりのお料理とともにさっそくオリジナルビールを楽しみました。「山の緑と海の青がとても美しい、素敵な“映え”スポット! 最高のシチュエーションで味わう香り豊かなクラフトビールは最高です!」と山根さんに笑顔がこぼれました。
ビールは、「インターナショナル・ビアカップ2021」で銅賞を獲得した「ピルスナー」のほか、「ダークラガー」、「ヴァイツェン」、能登の海洋深層水を使った「奥能登伝説」という定番4種のほか、季節によって黒文字やバジル、すだちといった、自然由来のフレーバーの変わり種ビールもあり、購入もできます。

6月から11月頃にかけては、自社農園の野菜、シャインマスカットやピオーネといったブドウも販売し、こちらも列をなすほどの人気とか。

日本海倶楽部

住所:〒927-0605 石川県鳳珠郡能登町字立壁92
電話番号:0768-72-8181 
営業時間:11:30〜20:00(L.O.)
定休日:水曜(祝日の場合は営業) ※水曜含め月9回休み。ホームページで確認を。 
交通アクセス(車):金沢から車で約2時間30分(のと里山海道「のと里山空港IC」下車)
交通アクセス(公共):のと里山空港から「ふるさとタクシー」で約50分
駐車場台数:15台

明治創業の老舗造り酒屋で、酒蔵見学&試飲体験!

ブルワリーに続いて今度は酒蔵へ。能登杜氏発祥の地である能登町に明治元年に創業した『松波酒造』。こちらも事前予約をして酒蔵見学をさせてもらいました。古い道具の存在感が際立つ蔵はまるで博物館のよう。
蔵の井戸からくみ上げる水で醸す酒は、ほとんどの工程を現在も手作業で行っており、昔ながらの木製の槽(ふな)しぼりによる酒造りは県内でも希少とか。蔵いっぱいに広がる日本酒のいい匂いに包まれて、山根さんと土屋さんもうっとり。
続いて店内のバーコーナー「松波Bar」で角打ちを体験。まず、若女将の金七聖子さんが集めたという小さな酒器から好みのものを選びます。
こちらの酒器では3種までは無料で、さらにしっかり味わいたいという場合はグラスで(50ml×3種で550円)楽しむこともできます。金七さんの多彩な提案にお酒が進む二人。
「日本酒とフルーツを合わせたリキュールや、日本酒をソーダで割ってカクテルにしたりと、いろいろなアイデアをお持ちの金七さんにお会いして、ますます日本酒が好きになりました!」と山根さんも満足そう。

能登にはほかにもいろんな酒蔵があるので、酒蔵めぐりもおすすめです。

松波酒造

住所:〒927-0602 石川県鳳珠郡能登町松波30-114
電話番号:0768-72-0005 
営業時間:8:00〜19:00
定休日:年末年始 
交通アクセス(車):金沢から車で約2時間30分(のと里山海道「のと里山空港IC」下車)
交通アクセス(公共):のと里山空港から「ふるさとタクシー」で約40分
駐車場台数:3台
備考:能登町観光ガイドhttps://notocho.jp/experience/
   石川県酒造組合連合会 https://www.ishikawa-sake.jp/

能登町で話題の映えスポットでおつまみ選び♪

シンボルとなる巨大なイカのモニュメントを楽しみにしていた山根さんと土屋さん。今にも動き出しそうな様子に大興奮。
敷地内には能登の特産品などの直売所、イカ漁の展示コーナー、イカのメニューを楽しめるレストランやカフェがあり、春から秋にかけては遊覧船「イカす丸」も運航するほか、カヤックやサップ、スキューバダイビングなどマリンレジャーも体験できます。
おみやげで人気なのが船凍イカ。1尾から店舗購入できるのはここだけだそう。

イカの駅 つくモール

住所:〒927-0552 石川県鳳珠郡能登町字越坂18字18番1
電話番号:0768-74-1399 
営業時間:9:30〜17:00(レストラン11:00~14:30L.O. カフェ9:30~16:00)
休館日:水曜
入館料:無料 
交通アクセス(車):金沢から車で約2時間(のと里山海道「のと里山空港IC」下車)
交通アクセス(公共):のと里山空港から「ふるさとタクシー」で約40分
駐車場台数:大型車2台、普通車65台、バリアフリー3台

奥能登ならではの食材を活かしたカフェ&マルシェ!

『柳田植物公園』前にある同店では、特産のブルーベリーをはじめとする奥能登ならではの食材を活かした「notono」シリーズの食品を販売しています。
人気は「里山ジャム」。ブルーベリー、赤崎いちご、りんご、いちじくの4種が揃い、おみやげにも喜ばれています。このほか、こんかいわしのピッツァやパスタなども楽しめるカフェとしても利用可能。フルーツのソースとともに味わえるソフトクリームも人気です。

のとのカフェ&マルシェ

住所:〒928-0312 石川県鳳珠郡能登町上町イ部46-6
電話番号:0768-76-8100(能登町ふれあい公社 のとのファクトリー)
営業時間:9:00〜17:00
定休日:水曜  
交通アクセス(車):金沢から車で約2時間(のと里山海道「のと里山空港IC」下車)
交通アクセス(公共):のと里山空港から「ふるさとタクシー」で約30分
駐車場台数:20台

磯釣りや磯遊び、散策が楽しめる絶景海岸スポット!

「写真:辻野 実」

赤茶色の岩礁をちりばめたような海岸は遠浅になっていて、不思議な景観を作っています。天気のいい日には海の向こうに立山連峰が眺められることも。

「写真:辻野 実」

夏場には水浴びを楽しむ子どもたちの姿も見られます。沖合いの平島を結ぶ赤レンガ敷きの釣り桟橋は、釣りファンの人気スポット。海岸周辺にはいちご園も点在しており、例年5月中旬には「赤崎いちご」の摘み取り体験が人気です。

Discover NOTOを運営する小山さんより♪

Discover NOTOを運営する小山さんより♪

能登町には、電車もなければバスもそれほど走っていません。あまり観光地化されていないからこそ、飾らない能登の日常を感じられるのがこの町の魅力です。イカ漁で栄えたこの町には、漁港の至るところに大きな電球をぶら下げたイカ釣り漁船が停泊してあり、イカした雰囲気が漂っています。
お酒好きにはたまらないこのコースでは、ほろ酔い気分になりながら、温かい人情に触れて、心も体も(イカのように)やわらかくなるでしょう。