大野庄用水
武家屋敷の歴史を映す「金沢最古の用水」
大野庄用水は、数ある金沢の用水の中でも最も古い歴史を持つものの一つです。犀川を水源とし、かつて「大野庄」と呼ばれた地域(現在の金沢港方面)へと流れることからその名がつきました。
江戸時代、この用水は金沢城へと続く物資を運ぶ「運河」として、木材や年貢米などを運ぶ重要な役割を担っていました。また、人々の暮らしを支える生活用水や防火用水としても欠かせない存在であり、まさに金沢の発展に不可欠なインフラでした。
現在も長町武家屋敷跡の土塀に沿って流れるその姿は、金沢を象徴する情緒豊かな風景として親しまれています。冬には雪から土塀を守る「薦(こも)掛け」が水面に映り、せせらぎの音とともに、数百年前から変わらない城下町の風情を今に伝えています。
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基本情報
- 所在地
- 石川県金沢市
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。