写真家 吉岡 栄一
写真家 吉岡 栄一(よしおか えいいち)
1986年生まれ。能登半島の風景に惹かれ、写真を撮り始める。27歳でフリーランスに転身し、石川県輪島市へ移住。ライフワークとして金沢や能登のお祭りを中心に撮影するほか、国内外でスナップ・アート写真を撮影している。
パリやロンドンなどの国際的な写真コンペティションで上位入賞。2022年にスペイン・テルエルで開催されたフォトフェスティバルに招待され、唯一の日本人フォトグラファーとして参加し、能登の祭りの写真を展示。国内外で活躍の場を増やしている。
※当連盟主催の「写真展 能登」に展示いただいた写真から、オンラインギャラリー用にご提供いただいたものを掲載しております。オンラインギャラリー内の写真は無断使用・無断転載を固く禁じます。
吉岡 栄一が捉える能登
七尾市 青柏祭 辻廻し
七尾市の大地主神社(山王神社)の春祭りです。神饌を青い柏(カシワ)の葉に盛ってそなえる儀式からこの名がつきました。能登で最も盛大な祭礼で、ユネスコ無形文化遺産にも認定されています。
七尾市 石崎奉燈祭 奉燈に灯された明かり
高さが10mを超す奉燈6基が狭い町中を乱舞。1基の奉燈は海の男約100人によって担ぎ上げられます。夜には、奉燈に灯りが灯り、幻想的な雰囲気を醸し出し、祭りは深夜遅くまで繰り広げられます。
珠洲市 蛸島キリコ祭り 倒壊した家屋の横を巡行するキリコ
200年余りの歴史がある蛸島町の秋祭りで、毎年9月10・11日に開催されます。総漆塗りで金箔をふんだんに使い、見事な彫物が施されたキリコは、能登のキリコの中でもひときわ美しく豪華といわれ、総勢16基が町内を巡行します。
珠洲市 蛸島漁港で行われた早船狂言
蛸島早船狂言は珠洲市蛸島町に鎮座する高倉彦神社の秋祭(9月11日)の夜、境内の舞台において蛸島町の青年が行う地狂言です。平成8年に県指定無形民俗文化財に指定されました。
『写真展 能登』
=復興の歩みを伝えていく写真展=
本写真展は、災害の記憶を風化させず、未来へつなぐことを目的に開催しました。
展示では、発災以降の能登の様子や復興への歩みに加え、地域に根付く祭りや伝統文化、人々の営みを紹介し、沢山の方にご来場いただきました。
能登の人々に心を寄せていただくきっかけとなれば幸いです。
▼大阪
開催期間:2025年 9月12日(金)〜 9月28日(日)
開催会場:万博記念公園 EXPO'70 パビリオン
▼東京
開催期間:2025年 10月15日(水)〜 11月5日(水)
開催会場:東京ミッドタウン八重洲 5階「イノベーションフィールド八重洲」(POTLUCK YAESU)