味噌作り体験を通して七尾の歴史を体感する旅をご紹介♪


1812ビュー 2022.03.28投稿
開湯1200年の歴史を持つ和倉温泉や、600年以上の歴史を持つ街道・一本杉通りなど、七尾市には主要な駅から徒歩でぐるっと見て回れる観光スポットがあります。
このコースでは、国登録有形⽂化財である『⼩⼭屋醤油店』での「醤油蔵⾒学と味噌作り体験」を通して発酵⾷品に関する知識を深めつつ、一本杉通りや和倉温泉をゆったりと散策。能登の⾷材を楽しみながら美と健康に繋げる⼥⼦旅をご紹介いたします。
なお、いずれのスポットも公共交通の便が良いため、電車旅などもおすすめですよ。

七尾旅に参加してくださったお二方をご紹介!

【小林 愛さん】
栄養士・フードスペシャリスト・野菜ソムリエの有資格者。「自分や子供が安心して食べられるものを提供したい」という思いから、ガレットとかきごおり専門のポップアップショップ『gL CAFe(ジルカフェ)』を運営している。

【土屋香奈さん】
トラベルフォトライター。フリーランスとして女子旅をメインに、WEBメディアでの執筆・編集、フォトグラファー、ディレクター、講師業など多岐に渡り活動中。 「いしかわ観光特使」も務めており、金沢のホテルやグルメ、カフェ情報にも精通している。

一本杉通りを散策♪

600年以上の歴史をもつ一本杉通りは、仙対橋を入口とした500mほどの街道です。昔ながらの趣ある街並みで、有形登録文化財に指定される商家も建ち並んでいます。
昆布や和ろうそくを買ったり、ベーカリーのパンや精肉店のコロッケなどの食べ歩きに旅行気分が盛り上がります。お店の人は皆、気さくで温かく、会話も楽しみの一つ。界隈には有名グルメガイドに掲載された飲食店も多く、夜の食事にもおすすめなんだとか。しっぽりディナーという楽しみ方もできそうです。
まずは、北前船が運んだ昆布やニシンなどの海産物を加工して食す文化が根付くこの町で、90余年毎日昆布を炊き続けている昆布店『しら井』。開店時間に合わせて、炊き立てほかほかのにしんの飴炊きや昆布巻きが店に並びます。
他にもご飯のお供に最適な商品や海女採りの天然わかめを使ったスナック『能登の食べる海藻図鑑』など、カラフルなパッケージでお土産にぴったりなものもたくさんありました。

昆布海産物處 しら井

住所:〒926-0806 石川県七尾市一本杉町百番地
電話番号:0767-53-0589
営業時間:9:30~18:00
休館日:火曜
駐車場台数 :5台

続いて、一本杉通り沿いに店を構える『高澤ろうそく』は明治25年創業の石川県で唯一和ろうそくを作っているろうそく店です。主屋は登録有形文化財に指定され、土蔵造りの店舗では季節の絵柄のろうそくや植物由来のろうそくを販売しています。
近年、リラックスしたい時など暮らしの中に和ろうそくの明かりを取り入れる人が増えているそうで、デザイン性に富んだ『高澤ろうそく』の和ろうそくは、若い人たちにも手に取りやすいと思います。

高澤ろうそく

住所:〒926-0806 石川県七尾市一本杉町11番地
電話番号:0767-53-0406
営業時間:9:00~19:00
休館日:第3火曜 
駐車場台数 :2台

老舗醤油店で醤油蔵見学&味噌作り体験!

北前船が運んだ大豆や麦を仕入れ、醤油蔵や味噌蔵が栄えた港町・七尾。『小山屋醤油店』も100年以上続く醤油蔵の一つですが、老舗でありながらも見学者を招いたり味噌作り体験を開催したりと、ひらけた醤油蔵として多くの観光客が訪れています。店に着くと笑顔で女将さんが出迎えてくれ、まずは蔵見学です。
暖簾をくぐるといい香りが鼻をくすぐります。この日はたまたま火入れの日で、いつも以上に醤油の芳ばしい香りが漂っていたそうです。杉樽から湯気が上がる火入れの様子に「なんだか幻想的ですね」と興奮を隠せない土屋さん。
多目的スペースで行う味噌作り体験では、茹でた大豆を潰し、麹と合わせて味噌玉を作っていきます。「つぶの大きな味噌が好きなんです」と話す小林さんは手で、土屋さんは手動ミンサーを使って大豆を潰しました。
合間に七尾の歴史や味噌の豆知識、自宅での簡単な作り方なども教わりながら、味噌玉をパックに詰め、最後に今日の日付を書きます。
味噌は自宅で約半年ほど置いて完成。「半年後に今日のことを思い出して食べるのが楽しみです」と土屋さん。時間をかけて旅の思い出を“消化”できるのもこの体験の醍醐味ですね。

小山屋醤油店

住所 〒926-0044 石川県七尾市相生町41
電話番号 0767-52-0428
公式サイト https://oyamaya.info/
営業時間 8:00~17:00
休館日 日曜、第2・4土曜
入館料 1,500円(3日前までに要予約)
交通アクセス(車) JR金沢駅より車で約80分、上棚矢駄IC下車
交通アクセス(公共) JR金沢駅より電車で約60分、JR七尾駅下車
駐車場台数 2台

昼食は江戸時代の雰囲気を感じながら♪

お次は昔ながらの生活が息づいた町に溶け込む、江戸中期の建物を改装したカフェ「Dining&Gallery ICOU」へ。旧『鹿渡酒造』の看板を残した佇まいは、長くこの地で生業を営んできた前主への敬意を感じます。
2021年秋よりランチは好きな料理を好きな器で楽しむバイキング形式に。手の込んだ15種のおかずには地元食材がたっぷり。立ち上る香りに食欲をそそられます。赤ちゃん用のベッドチェアが用意された個室もあり、子ども連れの旅でもほっと一息つけるお店です。

Dining &Gallery ICOU

住所:〒926-0808 石川県七尾市木町1-1
電話番号:0767-57-5797
営業時間:11:30~17:30
休館日:火曜、第3水曜
交通アクセス(車):JR金沢駅より車で約80分、上棚矢駄IC下車
交通アクセス(公共):JR金沢駅より電車で約60分、JR七尾駅下車
駐車場台数:5台

フォトスポットとしても話題の青林寺へ☆

明治42年、後の大正天皇が和倉を行啓された折、休憩所として建てられた御便殿を移築保存している『青林寺』。本来使用後に取り壊すものであるため現存するものは少なく、その貴重性から2017年に国指定の有形文化財として登録されました。土屋さんは到着前から「SNSで見た庭の写真が素敵だったので楽しみです!」とわくわくした様子。それもそのはず、『青林寺』はフォトスポットとしても有名で、JRのポスターやタレントのカレンダー撮影でも使用された場所。見学の際、2人は撮影のコツを聞きながら和気藹々とカメラに収めていました。

青林寺で写経と座禅を体験!

今回は御便殿の見学に続いて、本堂で写経と坐禅も体験。住職から「下手でも良いので一生懸命に」との言葉をもらい静かに写経を始めました。終了後、「浄化されていくような感覚」と土屋さんがポツリ。
坐禅が始まると静寂の中に少しの緊張感が漂い、不思議な感覚に。住職曰く、写経や坐禅は自宅で気軽に取り組めるものとのことで、「いす坐禅」という方法もあると聞くと「心を整えたい時にこの体験を思い出して実践するのもいいですね」と小林さんが話していました。

白巖山 青林寺

住所:〒926-0175 石川県七尾市和倉町レ部61
電話番号:0767-62-2836
公式サイト:https://koukou2.wixsite.com/seirinji
拝観時間:9:00~12:00、13:00~16:00
休館日:木曜日(お盆期間・年末年始の期間は拝観をお断りする場合もあり)
拝観志:1人500円
交通アクセス(車):JR金沢駅より車で約80分、和倉IC下車
交通アクセス(公共):JR金沢駅より電車で約60分、JR和倉温泉駅下車、駅よりバスにて約5分
駐車場台数:8台

地元素材のミルクにこだわったカフェでちょっと一息♪

能登で育つ牛の生乳にこだわってできた『能登ミルク』のジェラートを楽しめるカフェ。
東京やイタリアで修業し、日本最年少ジェラートマエストロを取得した実力派ジェラート職人が作る、素材の良さを存分に引き出したジェラートが味わえます。
イートインはもちろん、店の外に設置されたベンチやフォトスポットで写真を撮ったり、温泉街の景色を眺めながら食べ歩いたりといろんな楽しみ方ができるのも嬉しいポイントです。

能登ミルク

住所:〒926-0175 石川県七尾市和倉町ワ部13-6
電話番号:0767-62-2077
公式サイト:https://www.notomilk.com/index.php
営業時間:9:00~18:00
休館日:木曜日
入館料:無料
交通アクセス(車):JR金沢駅より車で約80分、和倉IC下車
交通アクセス(公共):JR金沢駅より電車で約60分、JR和倉温泉駅下車、駅よりバスにて約5分
駐車場台数:5台

和倉温泉 総湯の足湯で旅の疲れを癒します

総湯とは北陸地方の温泉地にある旅館外の共同浴場の総称のこと。いわゆる温泉街の銭湯です。『和倉温泉総湯』は、清潔感があり木の温もり溢れる造り。
館内の浴場もおすすめですが、気軽に立ち寄れる足湯でも旅の疲れを癒すことができます。
近くにある「湯元の広場」の湯壺で温泉卵を作りながら、足湯に浸かって出来上がりを待つのも乙な時間。和倉温泉のマスコットキャラクター「わくたまくん」の銅像から出る飲泉も楽しめますよ。

和倉温泉 総湯

住所:〒926-0175 石川県七尾市和倉町ワ部6-2
電話番号:0767-62-2221
営業時間:7:00~21:00
休館日:毎月25日(土日の場合は翌月曜日)
入館料:大人460円、小学生130円、未就学児50円
交通アクセス(車):JR金沢駅より車で約80分、和倉IC下車
交通アクセス(公共):JR金沢駅より電車で約60分、JR和倉温泉駅下車、駅よりバスにて約5分
駐車場台数:60台

Discover NOTOを運営する高澤さんより♪

Discover NOTOを運営する高澤さんより♪

かつて北前船の寄港地として栄え、ノスタルジックな風情漂う港町、七尾。レトロな建物が建ち並ぶ一本杉通りは人気があり、昆布や和ろうそくなどの老舗商家には能登の食や文化を支える職人技が光る逸品が並びます。このコースでは歴史建造物でもある百年を超える老舗醤油蔵での味噌作りや和倉温泉にある皇室ゆかりの寺院の散策が体験できます。能登の風土が醸す食と文化を楽しみながら、自然とお肌と心が整うのを感じられるでしょう。

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