羽咋で出会う“新しい能登の玄関口”|自然・歴史・癒しをめぐる再発見の旅

里山や海の自然、美しい神社仏閣、能登半島の新しい玄関口として、ますます訪れやすくなった羽咋市。令和6年能登半島地震を乗り越え再び息づく街並みや人々の温かさ、地元の食や文化に触れながら、ゆったりとした時間を過ごせる場所です。この記事では、羽咋で出会える自然や歴史、そして心がほっとやすらぐ“癒しの旅”をご紹介します。 

羽咋で出会う“新しい能登の玄関口”|自然・歴史・癒しをめぐる再発見の旅

羽咋市とはどんなところ?

  • 画像提供:羽咋市公式ホームページより

能登半島の付け根に位置する羽咋市は、東西南北ともおよそ10 kmほどという比較的コンパクトな市域に、豊かな自然と歴史文化が凝縮した地域です。 日本海に面した海岸線、内陸には田んぼや棚田、里山が広がり、海・山・平野が一体となった“里山里海”の景観が魅力となっています。震災を経て大きく変化したこの地では、いま“風土を守りながら未来へ進む”新たな歩みが始まっています。 


羽咋道路開通と“能登の玄関口”としての新たな動き

国道159号羽咋道路のうち、四柳町〜志々見町(延長3.3km)と、県道若部千里浜インター線の飯山町〜尾長町(延長0.8km)が新しく開通しました。
能登半島の玄関口としてアクセスがぐっと良くなり、羽咋を訪れる旅がより快適に。観光客の行き来や地域の動きが活発になり、地元の飲食店や特産品にも、うれしいにぎわいが生まれています。

今回の開通で広がったのは、便利な道だけではありません。この地に息づく暮らしや文化、人と人をやさしく結ぶ——そんな新しい“出会いの道”でもあります。

羽咋で感じる“命の鼓動”──トキ放鳥プロジェクト

  • トキ放鳥の準備が進む
  • 昼間は田んぼで餌を食べる白鳥

羽咋市は、かつて本州で最後のトキが暮らしていた場所です。失われつつあった自然や命の記憶を未来へつなぐため、地域の人々は長い年月をかけて自然環境の保全に取り組んできました。そうした思いが実を結び、2026年6月頃には南潟地区で本州では初めてとなるトキの放鳥が予定されています。羽咋の地ではいま、ゆっくりと新しい自然の楽園が育ち始めています。

白鳥が飛来するまちでも有名

  • 鳴き声にも心が和みます
  • 邑知潟周辺

10月初旬から3月中旬頃になると、邑知潟(おうちがた)にはシベリアからコハクチョウがやってきます。昼間は田んぼでのんびりと餌をついばみ、夕暮れ前には水辺で羽を休める姿が見られます。その光景は、冬の羽咋を彩るやさしい風物詩。近年は500羽を超える群れが訪れ、多くの人の心を和ませています。
これからの羽咋市では、トキやコハクチョウを通して“自然と共に生きる能登” の息づかいを感じながら、穏やかな気持ちでその魅力に触れることができます。

※コハクチョウやトキは、とても臆病な鳥です。観察するときは、そっと静かに見守ってあげてください。

見どころスポット紹介

羽咋市は、静かな田園風景の中に多彩な魅力が息づくまちです。歴史ある寺院で心を整え、冬には白鳥が舞い降りる姿に季節の移ろいを感じられます。

地元食材を使ったおいしいランチや、職人技が光る和菓子、日本海を満喫できるアクティビティも人気。そしてちりはま温泉では、やわらかな湯に浸かりながら、ゆったりと癒しの時間が過ごせます。

なにより、人のあたたかさこそが羽咋市の大きな魅力です。それでは、見どころスポットをご紹介していきましょう。

洞谷山(とうこくざん) 永光寺

  • 法堂(本堂)

永光寺は、700年以上の歴史を受け継ぐ禅寺です。その始まりは正和元年(1312)。地頭・酒匂頼親の娘である祖忍の願いを受け、太祖瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師が生涯の修行の地として選んだ場所に開かれました。

以来、禅師が示寂した道場として多くの修行僧と歩みを重ね、創建当初は本寺を中心に5院20余坊が立ち並ぶほどの隆盛を誇りました。後醍醐天皇をはじめ四代にわたって勅願寺として厚い信仰を集め、五祖の遺品を納めた五老峯や三重の利生塔が建てられるなど、その姿は壮麗だったと伝えられています。

しかし、応仁の乱や天正7年(1579)の兵火により全山が焼失。現在見ることができる伽藍は、寛永期以降の復興によって甦ったもので、近年の大規模改修を経て今の姿に整えられました。

失われてもなお受け継がれてきた歴史の重みを、境内の静かな佇まいから感じ取ることができます。

  • 廻廊

永光寺には、国指定重要文化財6点、県指定文化財257点、羽咋市指定文化財23点が所蔵され、数々の寺宝が大切に守り伝えられています。その姿は、文化と信仰を後世に手渡していく「証」そのものです。

「祈るものには、仏は必ず応える」
本堂に足を踏み入れたとき、静かな空気の中にその言葉の意味がゆっくりと響いてきます。建築様式の美しさにも目を奪われ、思わず呼吸が深くなる瞬間です。

  • 僧堂

日本最古の僧形文殊菩薩坐像が安置されている僧堂では、お一人様から参加できる坐禅体験を行っています。拝観料込み 1,000円で要予約。さらに、毎月第2日曜日の13:30~(受付13:00)には「日曜坐禅会」(参加費500円) も開催され、気軽に参加できると好評です。雑念を手放し“今”だけに集中するひととき。深い呼吸と静かな時間が、心に余白と気づきをもたらしてくれるかもしれませんね。

基本情報

洞谷山 永光寺

住所:石川県羽咋市酒井町イ11 

電話番号:0767-26-0156 

拝観料:大人300円 

坐禅:要予約 坐禅と拝観料合わせて1,000円

拝観時間:9:00~16:30

駐車場:あり

洞谷山 永光寺

能登国一宮  氣多大社

2100年以上の歴史を有する北陸屈指の古社です。主祭神には、国土を開き、人々の縁を結び、医薬や導きの神として知られる大己貴命(おおなむちのみこと)(通称:大国主命)をお祀りし、古来より縁結び・開運・病気平癒の神として厚い信仰を集めてきました。社名の「氣多(けた)」は、「氣(いのちの力・清らかなエネルギー)が多く集う神域」を意味し、境内には国指定天然記念物「入らずの森」が広がります。この森は、約一万坪の原生林で、神聖なる御神域として古来より立ち入りが禁じられ、神職のみが年に一度、奥宮例祭で入ることを許されます。

基本情報

能登国一宮 氣多大社

住所:石川県羽咋市寺家町ク1-1 

電話番号:0767-22-0602

拝観料:無料 

御祈祷受付時間:8:30~16:00

駐車場:あり(無料)


能登国一宮 氣多大社

金榮山 妙成寺

  • 五重塔
  • 浄行堂と仁王門
  • 本堂
  • さざれ石
  • 客殿

妙成寺は、北陸における日蓮宗の本山。1294(永仁2)年、日蓮聖人の弟子・日像聖人が京都へ向かう途上、能登で満蔵法印(日乗聖人)を教化し、一寺を建立したのが始まりです。加賀藩前田家により代々造営された十棟の伽藍は重要文化財で、特に三代利常は生母・寿福院の菩提所として本堂や祖師堂、五重塔を整えました。前田家御用大工・坂上又三郎が三代にわたり腕を振るい、桃山様式の豪壮な美が息づきます。庭園は池泉観賞式で、枯山水を併せた趣深い名園として知られています。

基本情報

金榮山 妙成寺

住所:石川県羽咋市滝谷町ヨ-1

電話番号:0767-27-1226

営業時間:8:00~16:00

休業日:年中無休 

拝観料:大人(高校生)500円、 小・中学生300円、 団体割引(30名以上)1割引  

駐車場:あり(無料)

金榮山 妙成寺

宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋

NASA特別協力のもと開館した宇宙科学博物館です。実際に宇宙開発で使用された宇宙船や人工衛星、さらには本物の隕石まで間近で見ることができるのは日本でもここだけで、宇宙のロマンを体感できます。ユニークな宇宙人グッズや写真映えするスポットも多く、家族や友人と訪れても楽しめる充実の施設です。

※2025年の年末年始から2026年1月末までは改修工事のため休館となります

基本情報

宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋

住所:石川県羽咋市鶴多町免田25 

電話番号:0767-22-9888

営業時間:8:30~17:00(最終入場16:30)

休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)

入場料金:公式ホームページをご確認ください

駐車場:あり(無料)

※2025年、年末年始~2026年1月末は改修工事の為休館

宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋

LAKUNAはくい

「羽咋の未来をともす、集い、ふれあう、賑わい拠点づくり」を基本コンセプトに誕生したLAKUNAはくい。子どもから高齢者まで、誰もが気軽に立ち寄り交流できる場として、カフェやイベントスペース、学びや遊びの場など多様な機能を備えています。羽咋駅周辺の新たな交流拠点として、市内外の人々が集い、地域の魅力を発信する役割も担う存在です。2024年の完成以来、賑わいを生み出す羽咋の象徴として、まちに新しい息吹をもたらしています。

基本情報

羽咋市にぎわい交流拠点 LAKUNAはくい

住所:石川県羽咋市川原町テ39番地1 

電話番号:0767-23-4840 

開館時間:9:00〜22:00

駐車場:無料大型駐車場、羽咋駅東口無料駐車場

休館日:年中無休

無料:図書カフェ・屋内公園
有料:eスポーツスタジオ・アートスタジオ・キッチンスタジオ・貸室・ホール

羽咋市にぎわい交流拠点 LAKUNAはくい

街歩きで楽しめるアートスポット

  • 思い思いのポーズを写真に収めてくださいね

羽咋駅を中心に設置された擬音の石彫オブジェ。2005年3月に羽咋駅前のにぎわい復活のために、羽咋駅前通り商店街事業協同組合により設置され、5点あるオブジェはすべて彫刻家の馬渕洋(まぶちひろし)氏による作品です。インターネット上では「ジョジョ石」と呼ばれ親しまれています。元ネタが分かる人も分からない人も、擬音岩と写真を撮れば気分は主人公ですね。

※2025.11.10現在、ゴゴゴゴゴゴの石彫は撤去されておりました。
※撮影時は、車の往来や段差にご注意ください!  

基本情報

羽咋駅の擬音岩

住所:石川県羽咋市川原町18 

電話番号:0767-22-1118(羽咋市商工観光課 )

アクセス:JR羽咋駅から徒歩2分以内 

駐車場:近隣の駐車場をご利用ください。

羽咋駅の擬音岩

羽咋で楽しむアクティビティ

日本海の雄大な景色に包まれた羽咋市には、心が躍るアクティビティが数多く揃っています。日本でも珍しい、車で走ることができる砂浜・千里浜では、海風を感じながらの爽快ドライブが人気。

さらに、サーファーが集まる柴垣海岸では、力強い波と美しい夕陽に包まれ、本格的なサーフィンを楽しめます。家族や仲間と気軽に挑戦できるレジャーから、自然と一体になるアウトドア、文化に触れる学びの体験まで——。
羽咋市には、ここにしかない魅力がぎゅっと詰まっています。海と遊び、思い出をつくる時間へ出かけてみませんか。

千里浜なぎさドライブウェイ

  • 砂浜を車でドライブ
  • 千里浜なぎさドライブウェイ
  • 能登千里浜レストハウス前の砂像…作品は定期的に変更します
  • 能登千里浜レストハウス前の砂像

国内唯一、世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができる千里浜なぎさドライブウェイ。その秘密は砂の粒子が細かく、適度に湿っており、締め固まっているからです。

青空の下、打ち寄せる波のすぐ横を颯爽とドライブ。映画のワンシーンのような光景を実現できる貴重な海岸です。車は4WDでなくてももちろんOK!ノーマルタイヤで走れるので、マイカーでもレンタカーでも気軽に走行できます。旅の記念に砂浜で車と海を背景にした写真撮影を!

[通行する際の注意点]

安全に走行できない(波が高いなど)と判断された場合、石川県(管理者)が通行規制を行い、車で走行することができません!

現在の規制状況を確認したい場合は、「石川みち情報ネット 」ページ左上の【観光道路情報】欄に下記のような表示がありますので確認してみてください。

「千里浜なぎさドライブウェイ」規制なし→◎通行可能です。

「千里浜なぎさドライブウェイ」規制あり→×通行出来ません。

基本情報

千里浜なぎさドライブウェイ

住所:石川県羽咋市千里浜町~宝達志水町今浜 

電話番号:0767-22-1225 (石川県羽咋土木事務所 )

千里浜なぎさドライブウェイ

柴垣海岸

  • サーファーに人気
  • 能登の白うさぎ(長手島)
  • 水平線に溶け込む夕日を間近で味わえます

千里浜海岸のさらに北に位置する柴垣海岸は、岩礁が連なる変化に富んだ海岸線が広がるエリアです。
海に突き出た地形の影響で良質な波が立ちやすく、条件の良い日には、サーファーが集う“知る人ぞ知る”マリンスポーツのスポットとしても知られています。

また柴垣海岸周辺には、海に突き出た景勝地「長手島」もあり、海岸散策の立ち寄りスポットとして親しまれています。
その美しい形状が日本三景・天橋立に似ていることから、「小天の橋立」と呼ばれることもあります。

長手島は陸続きの岩礁地帯となっており、車を停めて気軽に歩いて探索できるのが特徴です。一周約1キロの遊歩道が整備され、海を間近に感じながらの散策が楽しめます。島内には、漁師の守り神を祀る七面堂など二つの小堂があり、伝説「能登の白うさぎ」に思いを馳せながら歩くことができます。

基本情報

柴垣海岸

住所:石川県羽咋市柴垣町

電話番号:0767-22-1118(羽咋市商工観光課)

柴垣海岸

ちりはま ホテルゆ華|千里浜の人気宿で温泉とご当地グルメを堪能

  • 伝統ある花嫁のれんが目を惹くロビー
  • 炭火焼「いかだんご」
  • ウエルカム加賀棒茶
  • 羽咋に窯元がある「大社焼」の湯飲み
  • 客室でのおもてなし☆サイダーとオリジナルラスク

千里浜インターを降りてすぐという好立地にある温泉宿「ゆ華」。アクセスの良さに加え、館内には滞在中の時間が楽しくなるおもてなしが随所に散りばめられています。ロビーでは、時間帯に合わせた嬉しいサービスを提供。ウェルカムドリンクのほか、炭火焼きで楽しむ「かき餅」や「いかだんご」は、自分の好みに焼き加減を調整でき、到着直後から旅気分が高まります。さらに、カフェコーナーは24時間利用可能で、いつでも好きな時にひと息つけるのも魅力です。こうした心配りが多くのリピーターを惹きつけています。

  • 露天風呂
  • 内風呂
  • 湯上がりには、冷たいアイスキャンディーのサービス

自慢の温泉は、千里浜温泉郷として知られる「はまなすの湯」。湯口から贅沢に注がれる源泉かけ流しの湯は、ほんのり琥珀色を帯び、肌にやわらかくまとわりつくような滑らかさが特徴です。浸かっているうちに体の芯からじんわりと温まり、湯上がり後もぽかぽか感に包まれます。
大浴場の床は一面が畳敷きになっており、足元が冷えず滑りにくいため、季節や天候を問わず安心して入浴できるのも嬉しいポイント。内湯・露天ともに同じ源泉を使用しているので、外気を感じる露天で開放感を味わうも良し、寒い季節には内湯でゆっくりと身体を休めるのもおすすめです。
泉質

美肌効果が高く、肌の汚れを優しく落とす炭酸水素塩泉と、肌の生まれ変わりを助けると言われるメタけい酸を豊富に含む“美人の湯”。入るほどに肌がしっとり整う感覚があり、特に女性からの評価が高いのも納得です。


  • 今回宿泊した和モダンルーム
  • 離れのスーペリアルーム一例
  • 露天風呂付き客室
  • コテージ外観
  • 庭にはちょっとした遊具もあります

今回泊まったお部屋は、やさしい雰囲気に包まれた本館和モダンルーム。ほどよい広さで、肩の力がふっと抜けるような落ち着いた空間でした。窓の外に広がる庭は季節ごとに景色が移ろい、のんびり眺めているだけで心がほどけていくようです。
他にも敷地内には離れのコテージもあり、静けさに包まれた特別な時間を過ごせます。さらに露天風呂付きの客室も用意されていて、自然とひとつになるような開放感に包まれながら、贅沢な湯浴みの時間を楽しむことができます。シーンにあわせたお部屋選びも宿泊旅の楽しみの一つですね。

  • のどぐろ秋会席
  • のどぐろ塩焼き
  • 人気の加能かにプランは冬季限定(~2月末)
  • セルフスタイルBAR
  • BAR「ラ・メール」

人気ののどぐろと、秋の味覚が詰まった「のどぐろ秋会席」をいただきました。のどぐろは炙りと塩焼きの2種で提供され、脂の甘みとうまみが際立つ贅沢な味わい。彩の美しい盛り付けにもひかれ、まさに”のどぐろのおいしさを教えてくれる宿”と実感しました。

夕食時のドリンクは100種類以上がすべてフリードリンク(120分)。地元・能登ワインを味わえるのも嬉しいポイントです。

食後はセルフスタイルのBARで、自分好みのカクテル作りを楽しみながら他のお客様とも自然と会話が生まれ、温かな交流の時間に。さらにフロント前では19:00~22:30までお茶漬けのふるまいもあり、旅の夜を締めくくる心に残るおもてなしでした。


  • 朝食一例

朝食は、ふっくらと炊き上げた白米にぴったり寄り添う和のお料理を中心に用意されています。その場で焼き上げる干物は、湯気とともに食欲をそそり、出来たてならではの贅沢な味わいを楽しめます。旬の野菜や自家製のだし巻き卵など、一つひとつに手間と心がこめられた朝ごはんは、気持ちをあたたかく整えてくれるような味わい。旅先の特別な一日の始まりを、やさしく後押ししてくれる贅沢な朝食でした。

心尽くしの食事と、体の芯まで温まる温泉、そして穏やかな時間が流れる客室。「ゆ華」で過ごしたひとときは、日々の喧騒をそっと離れ、深く息をつけるような癒しに満ちていました。また季節を変えて訪れたい、そんな気持ちにさせてくれる温かな宿です。

基本情報

ちりはま ホテルゆ華

住所:石川県羽咋市千里浜町タ1-26 

電話番号:0767-22-7500

チェックイン:15:00

チェックアウト:10:00

駐車場:50台(無料・予約不要)

屋内プール:7/1~8/31 (夏期限定)

送迎:羽作駅⇔ホテルゆ華(要予約/運転手を除く送迎車定員6名)

※前日までに要予約(ビジネスプラン不可)
送迎時間 :◆迎え14:00~16:00 ◆送り9:00~10:30

千里浜海水浴場まで徒歩5分

ちりはま ホテルゆ華

その他宿泊

羽咋市には、地元の人との触れ合いを楽しめる民宿やペンションが点在しています。
海辺で過ごすグランピング、駅周辺のビジネスホテル、名物グルメや温泉とあわせて楽しめる宿など、旅のスタイルに合わせて選べる宿泊施設が揃っています。

詳しい情報は、各施設の公式サイトや下記の宿泊施設一覧をご確認ください。

立ち寄り&お土産スポットにおすすめの道の駅のと千里浜

  • UFOの町とかけて遊穂スティック

羽咋を訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのが道の駅「のと千里浜」です。自然栽培で育てられた野菜やお米、地元でつくられた加工品など、ここでしか出会えない羽咋ならではの特産品がずらりと並びます。お土産選びが楽しくなる品揃えの良さも魅力です。レストランやベーカリー、カフェ、そして大人気の能登発ジェラート「マルガージェラート」も!味はもちろん、思わず手に取りたくなるパッケージデザインに目も心も奪われてしまいそう。
地元食材をふんだんに使った料理はどれも絶品で、旅の立ち寄りとは思えない満足感です。

さらに、ドライブの疲れをほっと癒してくれる源泉掛け流しの足湯も完備(冬期休業あり)。潮風を感じながらのんびり足湯に浸かれば、次の旅路も軽やかに進めそうです。

基本情報

道の駅のと千里浜

住所:石川県羽咋市千里浜町タ1-62

電話番号:0767-22-3891

営業時間/期間:

9:00~18:00(12~3月は17:00閉店)

レストラン 11:30~14:00(ラストオーダー13:30)

マルガージェラート 10:30~16:00

ベーカリー 9:00~売り切れ

休業日:不定休(HP、SNS等ご確認下さい)

道の駅のと千里浜

鮮魚店直営 魚(ぼうぼう)|昼は行列のランチ、夜は憩いの居酒屋。地元に愛される鮮魚店の味

  • ぼうぼうランチ 1,100円

昭和20年創業、3代続く鮮魚店が営む憩いの食事処。昼はランチで賑わい、夜は居酒屋として地元の方々や観光客の憩いの場になっています。

おすすめは、新鮮な魚介をふんだんに使った「ぼうぼうランチ」(1,100円)。日替わり定食で、この日はお刺身、カワハギの煮つけ、イカの煮物、ポテトサラダ、羽咋名物のイカ団子、すり身のつみれ汁と、品数も豊富でした。どこか家庭料理の温かさを感じながらも、随所にプロの技が光る味わいで、ごはんがどんどん進みます。

  • 海鮮丼 1,300円
  • お刺身のお皿を外すと下にはご飯が別盛りです

種類豊富な海鮮丼も根強い人気で、茶碗蒸し、小鉢、漬物、汁物、お漬物、フルーツまで付いて1,300円というお得な内容。ご飯と海鮮が別々に提供され、温かいご飯と新鮮なお刺身を好きなタイミングで楽しめるのも魅力です。その他、鉄火丼、ねぎとろ丼、サーモン丼、お刺身定食、うな重定食がランチメニューとなっています。観光客にも評判で、金沢から毎月通うファンがいるというのも納得の人気ぶりです。

店内には6人ほど座れる小上がり席のほか、テーブル席やカウンターもあり、1人でも家族でも利用しやすい雰囲気となっています。

さらに、隣接する鮮魚店では、ランチで味わった刺身や煮物などがパック詰めでお惣菜として購入可能。取材時はお寿司がすでに売り切れてしまうほどの人気ぶりでした。家でも新鮮な味が楽しめるという魅力が、リピーターの多さにつながっているのでしょうね。

基本情報

鮮魚店直営 魚(ぼうぼう)

住所:石川県羽咋市川原町エ161 

電話番号:0767-22-0412 

飲食店営業時間:(昼)11:30~14:00 (夜)17:00~22:00 (L.O.21:00)

鮮魚店営業時間:9:00~19:00

定休日:日曜、祝日

席数:カウンター8席、テーブル12席、小上がり6席

鮮魚店直営 魚(ぼうぼう)

八野田菓子舗|地元の宝を和菓子に込めて──神子原米と能登の恵みが奏でる味

地域とともに歩み、進化を続ける人気和菓子店をご紹介いたします。お店のコンセプトは、「笑顔がこぼれる和菓子づくり」。ショーケースには和菓子好きが思わず心躍る品々がずらりと並び、素材を惜しみなく贅沢に使う職人のこだわりが随所に感じられます。ほどよい甘さと、ひと口食べた瞬間に想像を超えてくるおいしさ。お団子は柔らかさを残しつつもしっかりとした噛み応えがあり、まさに“ごまかしの効かない和菓子づくり”を追求した味わいです。

  • 神子原米 どら焼き・ロール
  • 神子原米 どら焼き・ロール
  • 能登大納言きんつば
  • 神子原米だんご ずんだ・みたらし

中でも注目したいのは、ローマ法王へ献上した実績を持つ「神子原米(ミコハラ米)」を使用した和菓子。どら焼き・お団子・ロールケーキなどに仕上げられ、米の風味や甘みが見事に表現されています。さらに、能登大納言を使ったきんつばなど、地産地消への想いと地域とのつながりもしっかりと感じられるラインナップです。

  • 余喜志ぐれ 1個200円
  • 穏やかな口調で和菓子への思いを伝えてくださいました
  • オーナーの八野田聡さん

そして、幼いころから私が特に大好きな銘菓が 「余喜志ぐれ(よきしぐれ)」。本店の地名に由来する焼き菓子で、袋を開けた瞬間に広がる香りが格別。しっとりとした黄身餡を、チョコレートとピーナッツを合わせたクッキー生地で包み、パリッと焼き上げられています。「第17回全国菓子博」名誉金賞を受賞した、誇り高い逸品です。
和菓子でほっと癒しのひとときを届けたい――取材中も、オーナーさんの温かな人柄や和菓子づくりへの情熱が胸に響きました。さらに、トキ放鳥に合わせた新商品の開発が進行中との朗報も。ファンとして、これからの展開が楽しみでなりません。

基本情報

御菓子司 八野田

【大町本店】

住所:石川県羽咋市大町む54 

電話番号:0767-26-0208 

営業時間:8:00~18:00

定休日:水曜日

駐車場:あり


【石野町店】

住所:石川県羽咋市石野町ト14-1 

電話番号:0767-:22-6875  

営業時間:9:30~18:00

定休日:水曜日、日曜日

駐車場:あり

御菓子司 八野田

まとめ|“通り過ぎない羽咋”へ

  • 里山海道からの夕景

羽咋市には、豊かな里山里海が育む食材、受け継がれてきた文化と信仰、そして復興へ向けて歩み続ける力強い人々の姿があります。
一度訪れれば、自然と心に刻まれる風景がきっと見つかるはずです。

旅は「見る」から「感じる」へ。
通り過ぎるだけでは、もったいない。羽咋で過ごすひとときは、新しい気づきと温かな記憶をそっと残してくれます。

――さあ、次の旅は「羽咋へ」。“また来たい”と思える出会いが、きっとあなたを待っています。

また、「今行ける能登」という特設ページでは、能登地域で現在訪問可能な施設イベント情報を随時更新中です。

皆様に能登の観光地にお越しいただくことが、被災地の早期復興につながります。ぜひチェックしてみてください。

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