令和 6 年能登半島地震・令和 6 年奥能登豪雨復興支援特別展
「ひと、能登、アート。」
展覧会
展覧会名称 | 令和6年能登半島地震・令和6年奥能登豪雨復興支援特別展 「ひと、能登、アート。 文化財がつなぐ。Art for the Noto Peninsula」 | ||
会場 | 石川県立美術館 | 金沢21世紀美術館 | 国立工芸館 |
会期 | 令和7年11月15日(土) ~12月21日(日) | 令和7年12月13日(土) ~令和8年3月1日(日) | 令和7年12月9日(火) ~令和8年3月1日(日) |
開館時間 | 9:30~18:00 (入館は17:30まで) | 10:00~18:00 (金・土は20:00まで) | 9:30~17:30 (入館は17:00まで) |
観覧料 | 一般1,000(800)円 大学生800(600)円 高校生以下無料 ※1 能登(内灘町以北)の方は観覧無料、被災後に能登から移住された方も無料 ※2( )内は65歳以上の方、または20名以上の団体料金 | 観覧無料 ※本展以外の展覧会の観覧には別途チケット購入が必要です。 | 同時開催企画展「工芸と天気展-石川県ゆかりの作家を中心に-」の観覧券でご鑑賞いただけます。 |
主催 | 石川県立美術館、金沢21世紀美術館、国立工芸館、石川県、金沢市、東京国立博物館 | ||
共催 | 北國新聞社 | ||
※1 観覧無料の対象となる市町は以下のとおりです。
七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、かほく市、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町
2024 年 1 月に発生した能登半島地震、さらに 9 月の奥能登地域における豪 雨災害により被災された皆様に寄り添い、復興を支援したいという想いから展開す る「ひと、能登、アート。」事業では 11 月 15 日(土)より展示事業が始まります。
都内を中心とした30もの文化施設・個人などが所有する国宝 3 件・重要文化 財 20 件・重要美術品 1 件を含む計 86 件の文化財が、各所蔵者からの復興への祈りのメッセージとともに石川県金沢市の 3 会場に集結します。
他会場に先駆けて 11 月 15 日(土)に開幕する石川県立美術館での展示では、国宝「秋冬山水図」・重要文化財「湖畔」・「見返り美人図」といった東京国立博物館を代表する名品や、桃山時代の七尾出身の画家・長谷川等伯の作品 「牧馬図屏風」など能登ゆかりの作品、また本事業趣旨に賛同する各文化施設等が復興を支援する想いを込めて選定した作品計 43 件(うち、国宝2件、重文 14 件、重美1件)が出品さ れます。また同会場では本事業の映像事業として東京国立博物館と NHK が共同で制作した3DCG を使用し た映像コンテンツ『8K×国宝 「いま見つめる松林図屏風」』(制作 NHK・1回約30分・無料)を上映します。
12 月 9 日(火)に開幕する国立工芸館には重要文化財「遮光器土偶」(東京国立博物館蔵)といった有名考古作品から、国宝「秋草文壺」(慶應義塾蔵)をはじめ日本陶磁の名品、中国・南宋時代の官窯によ る青磁碗や、フランス・セーヴルで制作された「竹に透かし彫ティーセット」(三菱一号館美術館蔵)など、古今東西の人々の生活に寄り添い、時に憧れの的となった作品計 28 件(うち、国宝1件、重文6件)が集います。
また同 13 日(土)に開幕する金沢 21 世紀美術館では、ルノワールの「ばらをつけた女」(国立西洋美術館蔵)などの西洋の名画や、金沢で学生時代を過ごした、細田守(スタジオ地図)による「おおかみこどもの雨と雪」グラフィック、アーティスト・井上涼が実際に能登の地へ足を運んで取材・制作をした「ネコ耳をつけたウミネコのウネミちゃん」などの多彩なラインナップの作品計 15 件が展示される予定です。
数百年の時を重ねて大切に守り伝えられてきた文化財の数々は、自然災害が絶え間なく襲う日本において、 時に人々の安らぎの心を求める強い祈りが込められて造られてきたものです。そうした想いを被災された皆様へお届けできるよう、各会場では計 30 の出品所蔵先からの励ましのメッセージも作品とあわせてご紹介いたします。
詳細は各館HPをご確認ください。
関連イベント

■井上涼の“びじゅつ”コンサート!~風神雷神、麗子、見返り美人もノリノリ!~ →申込受付を終了しました
■トークセッション「いつも、“能登の”そばに」 →申込受付を終了しました
詳細は各イベントページをご確認ください。
■土曜講座
①「高村光雲の古仏復元事業」
11月29日(土)13時30分~15時
担当:寺川和子(石川県立美術館 学芸第二課長)
②「《老猿》の彫刻家が見た明治の美術界-高村光雲『幕末維新懐古談』を読む」
12月6日(土)13時30分~15時
担当:竹内唯(石川県立美術館 学芸主任)
いずれも 会場:石川県立美術館 講義室
*参加無料、申込不要
国宝「松林図屏風」を題材とした映像コンテンツ事業
能登・七尾の地に生まれた長谷川等伯によって描かれ、多くの人々を魅了する国宝「松林図屏風」。
この能登の地とも縁の深い作品を通じて、被災された皆様へ復興への祈りと励ましの想いを届けられるよう、東京国立博物館と NHK が共同で制作した3DCG を使用し、NHK が映像を制作したコンテンツ『8K×国宝 「いま見つめる松林図屏風」』(1回約 30 分・無料)を石川県立美術館のVRシアターで上映します。(11/15~12/21)
会 場:石川県立美術館2階 VR シアター
上映時間:11:30~、12:00~、13:30~、14:00~、15:30~、16:00~
各 回:約 30 分
コラボスイーツ
割引情報
近隣の文化施設で開催されている対象展覧会のチケット半券を、本展の窓口で提示すると、割引料金で鑑賞いただけます。
または、本展のチケット半券を、対象展覧会の窓口で提示すると観覧料が割引になります。
●対象施設
国立工芸館
石川県立美術館
石川県立歴史博物館
いしかわ生活工芸ミュージアム
金沢21世紀美術館
金沢市立中村記念美術館
※「ひと、能登、アート。」の石川県立美術館会場(会期:11/15(土)~12/21(日))は、 能登(内灘町以北)の方、被災後に能登から移住された方は観覧無料です。無料観覧の方に半券を配布しないため、相互割引の対象外となります。
※「ひと、能登、アート。」の金沢21世紀美術館会場(会期:12 /13 (土)~ 3 / 1 (日))は観覧無料です。相互割引の対象外となります。

