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活動報告

「秋星(りんご)」

氏名:青木 誠治 職業:青木クッキングスクール 理事長 都道府県:石川県
「秋星(りんご)」

 令和2年10月16日(金)はMROラジオ「おいね★どいね」のコーナー「ふるさと味の世界遺産」生出演の日。
 「秋星」は石川県が「フジ」と「ツガル」の交配で15年の歳月をかけて完成させたオリジナルブランド。収穫時期を分散させる為に晩生種の「フジ」より一か月程早く収穫できる中生種。「秋空に輝く星のように」、「郷土の文豪徳田秋声のように末永く愛されるように」との思いから一般公募で平成17年に命名されたもの。特徴は赤く大粒で、歯触りがよく、ほどよい酸味に糖度15度以上の甘さもあってこれぞリンゴ。
 お持ちしたお料理は「リンゴと豚肉のソテー」と「リンゴのホットケーキ」の2品。ホットケーキの方はホットケーキミックスをクレープ状にし、リンゴと干しブドウ、チーズをのせて焼いた物。リンゴ酸の効果で豚肉が柔らかくなるなど相性抜群。食物繊維のペクチンが血糖値の上昇を抑えたり、果皮のポリフェノールががん予防、生活習慣病予防に効果があたり、含まれるカリウムがナトリウムを排出し高血圧予防に効果があったり、「リンゴの医者いらず」と言われています。赤くする為には陽に当たるように「葉つみ」をしたりリンゴをそっと回転させたりと農家の苦労は大変です。
 また今年はブナの大凶作で熊の被害が続出。傷んだリンゴを谷に投げて熊の餌にしているとか。餌を与えないと果樹園にまで侵入してくる困りものです。熊が食べている音が聞こえた事もあると同級生で果樹農家の上田透君は話してくれました。また、火薬の臭いが嫌いなのか、ロケット花火で撃退した事もあるとの事。
 昔本多町にもリンゴ園があり、その苗木を舘町の農家が譲り受けたとの話も紹介させていただきました。江戸時代が終わり、明治に入ると多くの武士が没落し、明治新政府の殖産興業政策の中で、果樹農家、養蚕農家などへの転換を計った元武士が多かったそうです。武士の邸宅の後にはリンゴ園が広がり、彦三、高岡町、長町、東急スクエアーの辺りの香林坊、片町きららの裏手の古寺町周辺、現しいのき迎賓館裏手にもリンゴ園が広がっていたそうです。それらは古い地図に果樹園の地図記号として残されています。
 今が旬の「秋星」を是非お召し上がりください!!