能登の魚介大解剖

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能登を彩る秋・冬の幸といえば、なんと言っても新鮮な魚介。食通もうなる地元自慢のグルメで舌鼓を打つ前に、魚介にまつわる雑学を勉強しましょう。さらにおいしくなること間違いなし!? 

美味!能登で絶対食べたい日本海の幸!

香箱ガニ
濃厚な旨味がぎっしり

メスのズワイガニのことで漁期は11月6日~12月下旬。小ぶりながら味が濃厚で、地元ではオスよりも好まれます。歯ごたえのよいつぶつぶした「外子」と、味噌に当たるオレンジ色の「内子」の旨味が特に珍重されます。
香箱ガニ
加能ガニ
冬の味覚の代表格

石川県で水揚げされたオスのズワイガニ。加賀と能登の頭文字をとって「加能ガニ」と称し、水色のタグが付けられています。漁期は11月6日~3月20日。甲羅に付着する黒い「カニビル」の卵は日本海産の証といわれます。
加能ガニ
天然能登寒ぶり
食通垂涎!最高の脂の乗り

雪の降るころに鳴る雷を「鰤(ぶり)起こし」と言い、旬の到来を告げます。冬の日本海で獲れる寒ぶりは、脂の乗りと引き締まった身が格別で、刺身は醤油も弾くほど。焼き物やしゃぶしゃぶなど食べ方も多彩です。
天然能登寒ぶり
甘エビ
甘さの秘密は豊富なアミノ酸

オスとして成熟し5歳前後にメスに変わる不思議な生態を持ちます。青い卵を抱く秋冬が旬で、生で食べればプリプリの食感、とろけるような甘み、つるっとした喉越しが、殻ごと煮た郷土料理「具足煮」では深いコクが味わえます。
甘エビ
能登かき
美容と健康にも効果アリ

穏やかな七尾湾で育ったかきはやや小粒ながら濃厚な味わい。身が乳白色であること、アミノ酸やビタミンなど栄養素も多く含んでいることから「海のミルク」と呼ばれます。
能登かき
天然ふぐ
日本一の水揚げ量

じつは石川県は天然ふぐの漁獲量が日本一!多品種のふぐが水揚げされるのが特徴です。天然産卵期前にあたる秋の彼岸から春の彼岸までが旬。白子や身がたっぷり詰まったふぐをご堪能ください。
天然ふぐ

能登のお魚イキイキカレンダー

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