他ではできない経験は早速みんなとシェアしましょう
思わぬところで人気者に出合ったり、びっくりするような経験をしたり、他では味わえない奇妙な感覚になったり。それもやっぱり旅の醍醐味です。こういうことは自分だけで体験するんじゃもったいない。みんなの反応をすぐ知りたい。早速アップして一緒に驚き、笑いましょう。奇岩・珠洲市馬緤町の「ゴジラ岩」
誰が呼んだか「ゴジラ岩」。確かに海から顔を出したその姿は、日本が誇る大怪獣に見えなくもないですが、わざわざ行ったら多少拍子抜けするかもしれません。それも含めてSNSの「ネタとして」、ドライブの際に見つけてみてください。看板も、駐車場もあります。角度により、時間帯により、海に咆哮するゴジラに見えるショットが撮れるかもしれません。
尾張町の八百萬本舗「ひゃくまんさんの家」
北陸新幹線開業のPRのため、石川県が作成した石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」。金沢を訪れるお客様が増えるにつれ、人気はうなぎ登り、イベントなどでも引っ張りだこです。でもイベントがないときには、どこに行けばひゃくまんさんと写真を撮れるの? というファンには嬉しい、ひゃくまんさん常駐の家。町家を改造した「八百萬本舗」の一角、ひゃくまんさんグッズのお店の2階お座敷に、ひゃくまんさんが鎮座しています。見学自由、写真撮影OKです(ひゃくまんさんは金沢駅の金沢市観光協会前でもお出迎えしています)。
増穂浦の世界一長い(長かった)ベンチ
「美しい夕日をゆっくり眺められるように」という地元志賀町の住民を中心とするボランティアにより、1987年、増穂浦海岸に組み立てられた長いベンチです。当時のギネスブックに「世界一長いベンチ」としてギネスブックにも認定されました。残念ながらその後、長さの記録は別のベンチに破られましたが、石川県民にとっては今でも「世界一のベンチ」といえばここ。最長記録は塗り替えられたけど、訪れる人に特別な時間を過ごして欲しくてこんな長いベンチを作った、地元の心意気は今もそこにあります。
大聖寺連光寺 大茶盛体験
通常の5倍はありそうな大きな棗(なつめ)から、巨大茶杓で抹茶をすくい入れ、手に余る茶筅で点てたお茶を、5人の客が順番に回し飲みます。丼よりもさらに大きい茶碗は、顔が完全に隠れるほど。まわりを見れば棚も水差しもひしゃくも炉もすべてが大きくて、このお茶室ではサイズ感覚が少々おかしくなるかも。それが何とも面白く、堅苦しく感じがちなお茶席も、笑いにあふれた楽しいひとときに変わります。顔が茶碗に飲み込まれているように撮れたら、インスタでも話題になるかも?!
日本自動車博物館の隠れた人気スポット
これは果たして写真に上げてもいいのかどうか、ちょっと迷うところだけど、話のネタとして「日本自動車博物館」は「世界のトイレ」を集めているという事実。1階から3階までの全フロアに、世界15カ国、計40個のトイレを設置していて実際に使用できます。もちろん本当にすごいのは、20世紀に日本国内で走っていた自動車およそ500台という個人コレクション。中にはここでしか見られない貴重な車も展示されています。そんなすごいコレクションを見るにつけ、なぜトイレ?という疑問は深まるばかり。
21世紀美術館のスイミングプール
金沢観光の定番中の定番、金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」はやっぱり外せません。上と下とで写真を取り合うもよし、水中に見立ててプールの中で小芝居をするもよし、光と水の乱舞をカメラに収めるもよし。絶好の撮影スポットですが、これは国際的に活躍する現代美術家レアンドロ・エルリッヒによるれっきとした美術作品ということもお忘れなく。水の下に行くには、展覧会のチケットが必要です。