美人度120パーセント盛り!映画みたいなロケーション

絵になる風景をバックに、ヒロインになりきる

石川には、映画やドラマに出てきそうな美しいロケーションが数多くあります。変化に富んだ風景、歴史的な史跡など、どの場所に立っても、小さな物語が浮かんでくるような気がします。そのヒロインを演じる気持ちで、旅のベストショットを撮ってみましょう。

太陽が丘のメタセコイア並木

まっすぐに続く並木道をカメラに収めると、それだけでドラマのオープニングか映画のワンシーンのような奥行きのある画像が出来上がります。金沢市の郊外、太陽が丘に1キロほどにわたって続くメタセコイア並木は、金沢を代表する並木道スポットのひとつ。四季折々に姿を変えるメタセコイアに誘われ、たくさんの人がカメラ持参で訪れます。

主計町暗がり坂とあかり坂

和服が似合う町、金沢。最近はレンタル着物の店も増え、着物姿で町歩きを楽しむ旅行客をよく見かけます。もし和服で散策するのなら、浅野川沿いに延びる主計町をぜひ歩いてみてください。泉鏡花ゆかりのこの界隈には、どことなく明治文学の香りが漂い和服姿を際立たせます。中でもつづら折りの石段が続く暗がり坂は、和服の女性のベスト撮影ポイント。もう一筋東のあかり坂は、暗がり坂に敬意を払って五木寛之が命名した、やはり小さな階段坂。物語に迷い込んだようなほの暗い二つの坂です。

珠洲市狼煙町 禄剛埼灯台

能登半島の北端に位置し、さいはてと言われる奥能登・珠洲に、こんなに絵になる場所があります。明治16年にイギリス人技師によって設計された石造りの灯台。白い外観が左右に広がる海の青と美しいコントラストを作ります。ここは半島の外浦と内浦が出合う地点で、太陽は海から昇り、海へと沈んでいきます。

山中温泉鶴仙渓の川床

加賀市山中温泉を流れる大聖寺川が刻む鶴仙渓に、4月から10月の期間中、川床が出ます。場所はあやとり橋の袂の川岸、緑の渓谷に赤い野点傘が鮮やかです。大人一人300円の席料だけでも加賀棒茶が付いて楽しめますが、甘い物好きなら600円で山中出身の料理家、道場六三郎氏監修の和スイーツが付く川床セットをぜひ。浴衣で散策がてら、涼やかな渓谷美と野点傘を背景に甘味を楽しめば、優美な自然と温泉風情を同時に味わえます。

早朝の兼六園

言わずとしれた日本三名園の一つ、兼六園。四季折々、どの季節もどの時間帯も、それぞれに見事な庭園美をたたえていますが、撮影をするなら早朝がおすすめです。3・9・10月は5時、4~8月は4時、11~2月は6時から、開園15分前まで無料で入園できます。開園時間帯にはどこへ行っても人で賑わう園内ですが、早朝に行けば混雑とも無縁。人気の撮影スポット徽軫灯籠も唐崎松も曲水も、映り込みを気にすることなく独り占めできます。