新幹線を降りた瞬間、石川感満載

「石川に来ました!」がワンショットで伝わる、駅ナカスポット

待合室の壁、コンコースの門型柱、各階の柱壁、もてなしドーム、鼓門。石川の伝統と文化、そしておもてなしの心を結集して設計された金沢駅は、どこを切り取っても石川のエッセンスが息づいています。ここから始まる石川の旅、最初を飾るに相応しいベストショットスポットが、きっと見つかります。

新幹線ホーム階待合室「百工の間」

新幹線の待合室の壁には、直径13センチ、奥行き10センチの穴が236個。そのそれぞれに、県内の作家の手による伝統工芸作品が収められています。九谷焼、輪島塗、加賀友禅など、誰もが知っているものはもちろん、加賀象嵌、加賀獅子頭、金沢仏壇、鏡洲挽き細工など、渋い工芸品まで、30品目・236点。どの一つを取っても、小さな規格の中に長い伝統に培われた確かな技が、ぎゅっと凝縮されています。いわば伝統工芸のインデックス。気になる作品を見つけたら、それを旅のテーマに石川を巡るのも素敵です。

金沢百番街 あんと

石川県はおいしい食材、絵になるお土産の宝庫。それらを一堂に集めたショッピングモールが駅ナカにあります。ここでインスタ映えする地元グルメとおみやげを見つけて、早速SNSにアップしましょう。大人気の金沢おでんや金沢カレー、新鮮な地元ネタの寿司など、まずはお目当ての飲食店に入って最初の石川を舌で実感。可愛いラッピングに包まれた和菓子や、金箔を配合した金沢ならではのゴージャスな地元コスメ、酒豪に嬉しい県内各地の地酒など、趣味と好みに合わせてインスタ映えする逸品を見つけましょう。

コンコースにも、伝統工芸品がいっぱい

改札を抜けると、左が金沢港口、右が鼓門のある兼六園口です。二つのエントランスをつなぐコンコースにも、訪れるお客様を全力でおもてなしする心意気があふれています。等間隔に並ぶ12対24本の門型柱には、重要無形文化財保持者や日本芸術会員を含む、石川を代表する作家・工芸家の作品群。通路の壁面や支柱にも、和紙や加賀友禅、大樋焼が使われ存在感を放っています。「駅ナカ美術館」とも言われる一流の工芸作品をカメラに収めていきませんか?

もてなしドームと鼓門の撮影ベストスポットは?

訪れる人に雨傘を差し出すイメージで設計されたガラス張りのドームと、その前面にどっしりと立つ加賀宝生流の鼓をモチーフにした鼓門。伝統とモダンが調和した美しい駅舎エントランスは、2011年、アメリカの旅行雑誌「トラベル+レジャー」WEB版の「世界でもっとも美しい駅14選」に国内で唯一選ばれました。誰もが必ずカメラを向ける撮影ポイントですが、その大きさゆえ、意外に全体像を収めるのは難しいのです。寄りか引きか。どんなポイントから、どんなアングルで撮るのか。百人が撮れば百様の姿が映し出されるのです。

金沢港口の「郵太郎」

金沢港口のポストに立つ「郵太郎」が、なぜか最近観光客の人気を呼んでいます。加賀人形をモチーフに60年前に金沢駅舎落成を記念して誕生したマスコットキャラクターです。新幹線開業を機に、可愛くデザインした郵太郎も登場しました(プロフィールの「目標とする人」に「ひゃくまんさん」と答えるけなげさに涙)。とはいえオリジナル郵太郎の味わいは捨てがたく、一緒に写真を撮っていく人は跡を絶ちません。せっかくなので郵太郎ポストから絵葉書でも送りませんか?