まだまだ楽しめる!『奥能登国際芸術祭 常設作品』をご紹介

11月5日(金)に終了した「奥能登国際芸術祭2020+」ですが、制作された作品のうちいくつかは、常設作品として、奥能登に残り続けます。

常設作品は、屋外作品と屋内作品に分かれますが、屋外作品は、「いつでも」「誰でも」「無料で」鑑賞することができます!

この特集では、「2020+」と「2017」で制作された屋外作品をまとめてご紹介します。

『うつしみ』ラックス・メディア・コレクティブ〈インド〉(2017)

のと鉄道旧上戸駅の駅舎のシルエットをなぞった骨組みだけの構造物が、駅舎の上に重ねられています。夜になると青白く光りだし、不思議な雰囲気を醸し出します。能登に宿泊して、この作品の夜の顔を楽しんでみるのもおすすめです。

『石の卓球台第3号』浅葉克己(2020+)

1978年に廃止された定期船の待合室が、「さいはてのキャバレー」として生まれ変わりました。
その「さいはてのキャバレー」に設置されたのが、「石の卓球台」。この卓球台は1000年持つといわれているそう。ラケットとボールを持参して、卓球を楽しんでみては?

『植木鉢』大岩オスカール(2020+)

旧正院駅に巨大な植木鉢が登場し、秋に紅葉する木が植えられました。春は桜がきれいなこの場所を、秋には紅葉狩りの名所にしようとする試みです。
この植木鉢は、地元の焼酎蒸留所の不要になったタンクをリサイクルして作られました。

『Something Else is Possible/なにか他にできる』 トビアス・レーベルガー(2017)

線路跡に設置されたカラフルな作品。中を歩き、行きついたところから双眼鏡を覗くと、作家からのメッセージが見えます。
カラフルな外観はもちろんですが、双眼鏡を覗くと見える作者からのメッセージからも、元気をもらえる作品です。

『漂移する風景』 リュウ・ジャンファ[刘建华](2017)

中国の第一の陶都・景徳鎮の磁器と、中世日本を代表する焼き物だった珠洲焼を混在させた、大陸との交流や文化のあり方を問う作品です。
2017年の芸術祭では、見附島近くの海岸に並べられていましたが、現在は珠洲焼資料館に設置されています。

『珠洲海道五十三次』 アレクサンドル・コンスタンチーノフ〈ロシア〉(2017)

珠洲の風景の特徴のひとつである屋根つきのバス停4か所(笹波口、能登洲崎、珠洲川尻、正院)を、アルミニウムのパイプで包みこみました。それぞれの作品が異なるテーマでデザインされているので、4か所をめぐってみるのも楽しいかもしれません!

屋外常設作品 早わかりマップ

ほとんどの屋外常設作品は内浦に集中しており、とっても回りやすいので、ぜひたくさんの作品を巡って楽しんでくださいね!