白山市・鶴来観光|獅子吼高原でサクッとパラグライダー体験と絶品イタリアンを満喫
日本に数えるほどしかないジオパーク白山エリアは、遊べるスポットがいっぱいですが…
ハイキングするのも丁度良く、夜景を眺めるのも良いでしょう。
でも、やはりここではパラグライダーをするのが一番良いと思うんです。
他に類を見ない特別な高原デートプランはもう完成です。
少々強引な導入なのは承知していますが、きっと読み進めてもらえれば分かります。
というわけで、私たち夫婦の体験談をご紹介します!
サクッとパラグライダー!獅子吼高原の空へテイクオフ
いざやるとなると意外とハードルが高いと感じるものです。
今回はパラグライダーと私たちとの距離感をぐんと近づけるため
『スカイ獅子吼パラグライダースクール』にやってきました。
今回は妻が「タンデムフライト」というプロのパイロットが一緒に飛んでくれる簡単・安心なフライトを体験します。
離陸場へはこのゴンドラに乗っていきます。
ちなみに、天気が良くても風が強すぎたり風向きが悪いとできないのがパラグライダー。
不安な方は事前にスクールへ連絡して聞いてみましょう。
ゴンドラは片道500円。もちろん、とても良い景色なのでゴンドラに乗るだけでも十分に楽しめますよ。
普段、子育てに疲弊している妻ですから、きっとストレス発散になるはず!
この離陸場からの景色が抜群で、これから見る空からの絶景への期待で胸が膨らみます。
とても朗らかで優しい校長。妻がついつい弱気なところを見せると
「ハハ!ちょっとスリルがある、だから面白いんだよ」と勇気づけてくれました。
この間もプロのパイロットの方が入念に準備をしてくれています。
どうですかこの眺望。あまりに爽快で怖さを全く感じないのが不思議です。
全てインストラクターさんが手際よく準備してくれるので
飛ぶ人は空を楽しむ心の準備をしておくだけで良いのです。
ちなみに、ゴンドラで山頂に着いてからここまでの所要時間は約15分ほど。
空を飛ぶというのにこんなに早いんです。
インストラクターさんが「あそこに見えるのは…」と教えてくださったりもします。
立山(富山県)や東尋坊(福井県)も見えたみたいですよ。
タンデムフライトの体験コースは全体でたった1時間弱。ドラマ1話分です。
正直言って、この体験は写真で説明しきれるものではありません。
是非、ご自身の眼で身体で、体験してみてください。
ゴンドラから撮影したこの写真の真ん中に、丸いサークルがあるのが分かりますか?
あれが着陸ポイントです。みなさんあの目印を最終目的地として、ゆっくり飛んで降りてくるのです。
こんな素直な言葉にしかできない、得も言われぬ感動が空にはあるのでしょう。羨ましいです。
なお、スクールにはライセンス取得のためのコースもあり、早い人は数日で一人で飛べるようになるとのこと。
やったことがある人もない人も、是非挑戦してみてください!
スカイ獅子吼パラグライダースクール
【住所】石川県白山市八幡町109
【電話番号】076-273-2320
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】火曜、悪天候によるゴンドラ運休時等
【駐車場】約30台
《パラグライダータンデム体験》
【体験時間】約1時間 ※前日までに要予約
【体験料金】1人7,400円
※別途保険料600円/人、ゴンドラの片道料金(大人500円、子供250円)
【体験期間】ゴンドラの運行期間に準ずる
※例年4月~11月中旬まで(2022年は11月23日が最終営業日)
››じゃらん遊び・体験予約はこちら
››スカイ獅子吼パラグライダースクール 公式サイトはこちら
木のぬくもりとともに味わう絶品イタリアン
そんなときは『もく遊りん』へランチに行きましょう。
先程のゴンドラ乗り場に隣接しているので、車で5分とかかりません。
『もく遊りん』のコンセプトは「ライフスタイルファーム」ということで、
レストランである「食工房」のほか「木工房」という木製雑貨などが購入できるショップも併設されています。
1階部分に厨房と大きなテーブル、2階までは大きな螺旋状の階段があり、階段中に座席が配置されています。
2階の吹き抜けはカウンターが並び、大きくとられた窓から自然光が美しく店内を差しています。
素敵なお店への感度の高い女子たちも納得するであろう、文句なしに素敵なお店です。
内装に限らずこういうところに細やかなセンスを感じます。このお店、只者ではない…
その背後にはとんでもない存在感のピザ釜が。
本場イタリアから直輸入され20年以上使用されているとのこと。うーんやはり只者ではない。
絶対美味しいでしょう。早く食べたいっ!
香ばしくも柔らかい生地に魚介の旨味と絶妙な塩気。たまりません。
タリアテッレ(平たい麺)が爽やかなソースに絡んで美味しいこと。
写真はシェアサイズですが、2人ならピッツァ1枚とこれでもうお腹いっぱいです。
満足度が表情からダダ漏れです。夫としても嬉しい限り。
まだデザート中で恐れ入りますが、妻とやってみました。
子ども椅子もたくさん用意されているので、ファミリーにも優しいお店です。
もく遊りん 食工房
【住所】石川県白山市八幡町リ1-6
【電話番号】076-273-9501
【営業時間】11:00~15:30(L.O.14:30)、17:00~21:00(L.O.20:00)
土日祝11:00~16:00(L.O.15:00)、17:00~21:00(L.O.20:00)
【定休日】火曜(祝日の場合は翌日)
【駐車場】約50台
››もく遊りん食工房 公式サイトはこちら
››もく遊りんのInstagramはこちら
これはもはやパワースポット!? 獅子頭だらけの異世界空間
そうとなれば、こちらもゴンドラ乗り場に隣接する『獅子ワールド館』はいかがでしょう。
そもそも鶴来地区は獅子頭の生産地としても有名です。
日本はもちろん世界中の獅子を集めてみた結果、このようなアバンギャルドな施設ができあがったようです。
いやそれはそうなのですが、まずこの建物自体がとてもアーティスティックな木造建築になっていて、思っていたのと少し趣が違います。
「どうしても獅子頭が見たくて…」と思ってやって来る人は現実にはあまりいないと思いますが、パラグライダーやドライブのついでに迷い込むにはうってつけです。
中は一体どうなっているのか。それでは、潜り込んでみましょう。
奥には獅子頭が完成するまでの経過が分かる作例などが置かれています。
こうやって作るのか…ということを念頭に置いて
メインフロアである2階の巨大な獅子頭たちを見るとまた違いますよ。
まず目を引くのは、この巨大な2頭の獅子頭。日本一大きいという夫婦獅子です。
とにかくデカい…写真でその大きさが伝わりにくいのが口惜しいですが、これを1本の巨木から彫ったというのですから、その想像力と技術力に感動です。
いわゆる聖獣として崇められたり、権威性と結びついたり、色んな歴史を背景として、多種多様なデザインの獅子が文化として生まれてきました。
例えば、写真はインドネシアのバロンという獅子です。獅子というにはあまりにも異形。
妻は早速、子どもたちに写真を見せて「悪いことしたらバロン来るよ」と言ってました。
そんな空想と非現実が混ざり合った異空間にあなたも足を踏み入れてみてください。
見方を変えれば、ここはもはやパワースポットです。
獅子ワールド館
【住所】石川県白山市八幡町リ110
【電話番号】076-273-8449
【営業時間】10:00~16:30
【定休日】火曜(12月~3月は火・金曜)、年末年始
【駐車場】約250台
››獅子ワールド館 の公式サイトはこちら
皆さんも獅子吼高原でのパラグライダー体験旅を楽しんでみてください!忘れられない経験になりますよ。