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活動報告

輪島市訪問

氏名:岡部 則之 職業:(有)岡部則之計画工房 日本建築家協会会員 都道府県:神奈川県
輪島市訪問
輪島市訪問

訪問地:石川県輪島市内、同黒島、同門前地区
訪問日:2015年9月18日(金)~19日(土)

いしかわ観光特使の岡部則之です。新幹線開通に合わせ、私も会員で災害対策全国会議議長を務めています公益社団法人日本建築家協会の大会が9月に金沢市で開かれました。その折、大会に出席した建築家仲間7人と一緒に、計8名で能登半島の輪島市を再訪問しました。この私達には特別な旅行を報告させていただきます。

2007年3月に輪島市は能登半島沖地震に襲われ大きな被害を受けました。震源地に近い黒島地区は石川県指定有形文化財の角海家他、多くの伝統的民家が倒壊などの被害を受けました。文化財の角海家は石川県が修復できますが、それ以外の被災民家も解体せずに、自力で復旧させる方法を輪島市の建築家たちと相談し、修復法の提案をしました。その後、他被災地域では例がないほど地区住民が熱心に再建に取り組み、2009年には災害被災地域では初の伝統的建造物群保存地区に指定されました。同じ頃、輪島市の建築家たちは輪島市内の旧家と蔵の再建に励み、多くの蔵が失われたものの、数多くの蔵が現在は復旧され使用されています。

修復された建物の現在を拝見し、当時お付き合いした人々の経験も伺いながら当時の活動を再確認し、東北や長野の被災地区を励ますための当時これらのお手伝いにかかわった在京の仲間が中心の旅でした。黒島地区では町並み保存会の川端さんに御案内をいただき、再建のお手伝いをした板本家の内部も拝見しました。輪島市では、店舗と仕事場を再建された漆塗師の大崎さんにお会いし、災害にも関わらず漆の将来にかけている姿に感銘を受けました。御近所の白藤酒造さんの奥様にもお会いでき、ほぼ再建し、酒造りに邁進している姿に感激しました。目的に向かって邁進している人は、大災害に会っても直ぐに復興し、再建できるということを知りました。

門前の総持寺祖院も被災直後に訪れ、壊れた姿に心を痛めておりました。しかし今回の旅では法堂を除き再建され、快く祖院に全員拝宿させていただきました。朝の座禅とお勤めにも参加でき素晴らしい経験もしました。祖院の皆様には心から御例を申し上げます。

簡単に私の旅の報告をさせていただきました。この被災直後と現在の写真はあまり例がありません。多くの人に見てもらえればと願っております。

<能登半島輪島市 現在(左)と 地震被災直後(右)>
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