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活動報告

「暁烏敏(あけがらすはや)賞」

氏名:山本 哲也 職業:会社役員 都道府県:神奈川県
「暁烏敏(あけがらすはや)賞」

暁烏敏をご存知でしょうか。

明治のはじめ今の白山市に生まれ、幾多の評論を通じて20世紀前半の日本の精神文化に大きな足跡を残した浄土真宗の僧侶です。

白山市ではこの高僧の名を冠にした「暁烏敏賞」を設け、「哲学や思想」「子供の育成」に関する懸賞論文コンクールを行っています。
今年で30回目を数えます。

私は3年前から「暁烏敏賞」の選考委員をつとめています。

今年も9月中旬に全国の学生、社会人、団塊世代の人達らから応募された作品のうち最終審査に残った10余りの論文が届きました。

400字詰めの原稿用紙で50枚もの大作もあって休日の多くの時間をあてて読みこなしました。

他の選考委員は京大や金沢大などの哲学や教育学の第一級の先生ばかりで、素人の私は読むだけで四苦八苦ですが、石川県に貢献できる喜びには代えられません。

今年は「親鸞思想の生きる意味」を論じた京都の青年と「親の背中」として生徒の家庭の実態を綴った北海道の元教師の論文が入選し11月1日に白山市役所で贈呈式が行われました。

入選者にはお祝いとともに石川県の魅力も伝えました。

「暁烏敏賞」は哲学、倫理学、教育学といった地道な分野が対象ですが、混沌としたこの時代に人として生きる精神性を論ずることに大きな意義を感じます。

これも伝統を受け継いで現代に生かす"石川県の文化"と思います。