芦城公園
三代加賀藩主前田利常の居城であった小松城の三の丸跡に作られた和風公園です。園内には、博物館をはじめ、美術館、図書館、茶室「仙叟屋敷ならびに玄庵」などの文化施設を有し、中央には二つの池と滝があります。庭園の様式は、池と滝を、それらを結ぶせせらぎを中心に池の後背に築山を配した池泉回遊式庭園となっています。
松の名木をはじめ、桜や藤、ツツジ、菖蒲、百日紅(サルスベリ)、紅葉、雪吊りなど四季折々の風情を楽しむことができます。特に春には、桜の名所として、ソメイヨシノ110本、ヤエザクラ5本、シダレザクラ10本、フジザクラ2本の計127本が来園者を魅了します。普段は静かなたたずまいの公園も、この時期ばかりは多くの花見客でにぎわいます。
桜は例年4月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。
花見期間中は、ぼんぼりが設置され、ライトアップが実施されます。
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また、絹織物、製茶、イムシロなど産業の発展を促し、茶道をはじめとする文化活動を奨励し、神社、仏閣などを造営して小松の町の基礎を築いた偉大な業績をたたえて、1916(大正5)年、公園内に前田利常の銅像が作られました。第2次大戦中には金属回収で一時取り除かれましたが、1966(昭和41)年に再建されたものが園内にあります。
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基本情報
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