| 行きたいな百万石の城下町 | 鈴木 保 | 東京都 |
| 川の中誰が投げたか万華鏡 | 梶 政幸 | 千葉県 |
| 雪吊りを見たいと言いし母と見る | 伊藤 弘子 | 愛知県 |
| 鼓門古都金沢のお出迎え | 佐々木 夏枝 | 大阪府 |
| 寄るまっし言って迎える鼓門 | 端河 潔 | 石川県 |
| 忍者にもなった至福に浸る寺 | 端河 潔 | 石川県 |
| 仁清の色冴えわたる雉香炉 | 高谷 宏 | 愛媛県 |
| 茹でかにの旨さへ箸がよく動く | 浜木 文代 | 石川県 |
| 健康の秘訣欠かさぬ加賀野菜 | 橘 かおる | 東京都 |
| 雪の景望郷となる幾何模様 | 坂 範子 | 石川県 |
| 格子戸の奥に鏡花の息吹あり | 林 善隣 | 東京都 |
| 恋心秘めて斜めに写す町 | 樋口淳一郎 | 福岡県 |
| 謠曲の星降る如き武家屋敷 | 今井 ひさを | 石川県 |
| 兼六園自然のメイクアーティスト | 竹内 祐司 | 愛知県 |
| 雪月花兼六園に揃い踏み | 藤井 史朗 | 石川県 |
| 雪吊りの幾何学模様凛と映え | 山本 まさる | 石川県 |
| 楽しみは十人十色加賀五彩 | 祖父江 裕次 | 神奈川県 |
| 人生の重荷を降ろす三味の音 | 神馬 せつを | 石川県 |
| 雨あがり心の汚れ流す町 | 松谷 早苗 | 石川県 |
| 友禅の粋を染め抜く浅野川 | 金広 光枝 | 広島県 |
| 円い月田ごとに映す千枚田 | 野村 信廣 | 東京都 |
| 波踊り御陣乗太鼓に血が騒ぐ | 伊藤 弘子 | 愛知県 |
| 能登奇祭キリコ御陣乗夜空焼く | 橋 伊佐雄 | 神奈川県 |
| 天に伸び海を見下ろす千枚田 | 今井 包和 | 新潟県 |
| 千枚田四季折々の顔がある | 水野 耕二 | 岐阜県 |
| 千枚田袈裟斬りにして青い海 | 石田 幸紀 | 兵庫県 |
| 絶景が急ぎの足の邪魔をする | 梶 政幸 | 千葉県 |
| 折り紙を重ねてみたい白い山 | 岸 保宏 | 埼玉県 |
| クロユリのちょっと寂しき風情かな | 山脇 正邦 | 大阪府 |
| 堅豆腐歴史を守る頑固者 | 神馬 せつを | 石川県 |
| 舞う雪がおとぎの国へ誘い込む | 東野 やす子 | 石川県 |
| 白山に残る雪見て湯に浸かり | 長谷川 修平 | 群馬県 |
| 流し船 十万石の 城下漕ぐ | 野村 信廣 | 東京都 |
| 加賀藩の藩主のいやし今ここに | 山下 絹子 | 石川県 |
| 長旅の足を癒してくれるお湯 | 横山 捷也 | 大阪府 |
| 柿の里寡黙に冬を越す支度 | 坂 範子 | 石川県 |
| ころ柿のすだれ色づく陽を浴びる | 今井 ひさを | 石川県 |
| 人生の渋抜けるまで待っててね | 浅井 典子 | 愛知県 |
| この俺の通るを許せ安宅関 | 江原 好一 | 埼玉県 |
| 石段が心に残る那谷の寺 | 上原 一郎 | 岡山県 |
| 町文化子供歌舞伎が練り歩く | 北野 正敏 | 石川県 |
| 目の前に広がる海へ過去を捨て | 塚本 毅一 | 石川県 |
| いい土産天然塩と海の色 | 塚本 毅一 | 石川県 |
| 荒波に耐えた姿の見附島 | 横山 捷也 | 大阪府 |
| 湯の香立つ和倉嬉しや宿ゆかた | 石垣 長司 | 兵庫県 |
| でか山がのっしと七尾練る祭り | 今井 ひさを | 石川県 |
| また来いよ鰤が囁く能登の旅 | 梶 政幸 | 千葉県 |
| 人情がほろりと口にしみわたる | 佐々木 夏枝 | 大阪府 |
| 利家もゴジラも酔いし加賀の酒 | 小見 伸雄 | 滋賀県 |
| 悠久の歴史彩り加賀友禅 | 山下 好弘 | 兵庫県 |