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私の旅コラム


【著者プロフィル】
元新聞記者。夫と娘の3人家族で、趣味はおいしいものを食べることと、バレエ、それにネイルサロンに通うこと。生まれは石川ではないのですが、よそから来た人の方が興味津々ってことありますよね。そんな私がイチオシする石川の情報をどうぞお楽しみに。

秋のコラムは全7回。今回は、第1回「釣りで味わう口福」です。

秋のコラム 第1回「釣りで味わう口福」





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「魚がおいしい所でいいねぇ」


 先日、旅行先でタクシーに乗って「石川から来た」と言ったら、運転手さんが「魚がおいしい所でいいねぇ」と。やはり石川といえば、真っ先に浮かぶのは、日本海で獲れる豊かな海の幸ということでしょうか。でも食べるだけでは物足りない・・そんなアクティブ派は、いっそ魚を釣ることから始めてみてはいかがでしょうか。

ツインブリッジのと(通行料無料)


 日本海に細長く突き出るような形をした石川は、能登半島を中心に多くのフィッシングポイントがあります。中でも七尾湾に浮かぶ能登島は、その昔、万葉歌人・大伴家持にも歌われた風光明媚な美しい島で、橋を渡って車で簡単に行けるアクセスも魅力。島全体が良質の釣り場で、1年を通じてアジやキス、クロダイを釣ることができますが、初心者や家族連れの方にはのとじま水族館に隣接した「のとじま水族館海づりセンター」が、まずはお勧めです。

能登島大橋(通行料無料)



能登島水族館
 海を渡る心地よい風に吹かれて、桟橋から釣り糸を垂れていると慌ただしい日常生活から解放されていきますよ。秋はメバルやカレイ、メジナなどが狙い目。貸し竿もあるし、エサも現地で購入できるので、手ぶらで気軽に行けるのもうれしいですね。このほか能登島の無関や鴫島入り江では、内浦ならではの波の穏やかさを生かしたいかだ釣りも楽しめます。

 もっとダイナミックに釣りをしたいという上級者には、輪島沖の50キロに浮かぶ舳倉島です。輪島から定期船で1時間半。徒歩で巡っても1時間で一周できる小さな島ですが、夏から秋にかけてはイシダイやスズキ、カンダイなどが釣れ、日本海の荒波で育ったイキのよさに驚くことでしょう。

舳倉島(へぐらじま)



舳倉島海女さん
 他にも県内には多くのポイントがありますが、舟釣りに磯釣りとバリエーションも多く、内浦と外浦で魚の種類も違うなど、多彩な釣りができるのが自慢です。なんといっても自分の手で釣り上げた新鮮な魚を食べる、これに勝る口福はないと思いませんか。

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