【著者プロフィル】元新聞記者。夫と娘の3人家族で、趣味はおいしいものを食べることと、バレエ、それにネイルサロンに通うこと。生まれは石川ではないのですが、よそから来た人の方が興味津々ってことありますよね。そんな私がイチオシする石川の情報をどうぞお楽しみに。 秋のコラムは全7回。今回は、第3回「白山スーパー林道で紅葉狩り」です。 |
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【著者プロフィル】元新聞記者。夫と娘の3人家族で、趣味はおいしいものを食べることと、バレエ、それにネイルサロンに通うこと。生まれは石川ではないのですが、よそから来た人の方が興味津々ってことありますよね。そんな私がイチオシする石川の情報をどうぞお楽しみに。 秋のコラムは全7回。今回は、第3回「白山スーパー林道で紅葉狩り」です。 |
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夏の厳しい暑さが一段落すると、石川はしっとりとした秋の風情に包まれ始めます。木々の緑が日々、赤や黄色に色づいていく様を見ることは、そこに住む者にとってささやかな楽しみでもあり、同時にまた、長い冬へと確実に向かっていることを知らせるサインとして、身の引き締まる思いもするものです。 そんな秋の深まりを真っ先に感じられるのは、やはり「白山スーパー林道」ではないでしょうか。白山市尾添から岐阜県白川村に抜けるドライブウエーで、ブナやダケカンバなどの原生林が描く美しい錦絵が、車窓を流れていきます。ふもとから車を走らせ、最高標高1,400mに至るまで、高度により木々の彩りの変化が楽しめるのも、スーパー林道ならではの魅力でしょう。10月中ごろから林道を閉鎖する11月初旬までが見ごろ。お弁当を持って出かけたいですね。 ![]()
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極楽浄土の美しさもっとじっくり紅葉狩りをという人には、小松市の「那谷寺」がお勧めです。奈良時代、名僧・泰澄法師が岩窟内に開いた「岩屋寺」が由来とされる真言宗の名刹で、その名の通り岩山に囲まれた境内を進んでいくと、鮮やかな朱の金堂や国指定重要文化財の三重塔、奥の細道で松尾芭蕉が詠んだ「石山の 石より白し 秋の風」の句碑などを巡ることができます。中でも「奇岩遊仙境」はごつごつしたむき出しの灰色の岩肌を背景に、色とりどりの紅葉が鮮やかに映え、展望台からの眺望は極楽浄土を思わせるような美しさ。11月10日前後から月内いっぱい楽しめますよ。 ![]() 那谷寺 能登地方では七尾市の七尾城山展望台をご紹介しましょう。標高380.7mの能登随一の眺望を誇るこの地点からは、七尾市街地や能登島、遠くは立山連峰まで見渡すことができ、紅葉のシーズンには周囲360度、カラフルな大パノラマが望めます。 ![]() 七尾城山展望台 街中の並木道もちろん金沢市内にも、兼六園など紅葉の名所はたくさんありますが、私が一番好きなのは、中央公園横の並木道です。一般にアメリカフウの名で呼ばれるモミジバフウが並木の両側に数十本並び、夏には濃い緑だった大きな葉が、10月中旬ごろから11月下旬にかけて、燃えるような深紅に変わっていきます。 ![]() 金沢市 中央公園横の並木道 近くの園児たちが小さな手で一生懸命落ち葉を拾い集めているほほえましい姿も見かけますし、キャンバスに絵筆を走らせている画家の卵たちも、しっかりと秋の風景にとけ込んでいます。繁華街・香林坊のすぐ近くですから、中央公園を抜けてちょっと散策するには手ごろなコース。この季節になるとちょっと遠回りでもこの道を通りたくなる、それほどに美しい街中の紅葉スポットなのです。 |
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